レッドハット、OpenShiftパートナープログラムを新設/OpenStackパートナープログラムを強化

Red Hat OpenStack PlatformとRed Hat OpenShift Container Platformを活用したマネージドサービスとしてPrivate Cloud as a Serviceを提供できるクラウドエコシステムの拡充を国内で加速

東京 -

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするレッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月 弘一、以下:レッドハット)は、クラウドプラットフォーム製品であるRed Hat OpenStack PlatformとRed Hat OpenShift Container Platformのパートナーエコシステム拡充とビジネス促進のため、OpenStackパートナープログラムの強化とOpenShiftパートナープログラムの新設について、2017年1月より開始することを発表しました。

Red Hat OpenStack Platformは、2013年より製品販売を開始し2014年より販売パートナーとの協業をスタートしました。また、2015年にはISV各社との協業を発表しましたが、今回のプログラムは、引き続きこの動きを加速させるものです。また、Red Hat OpenShift Container Platformは今回より新規にパートナーを募集し、支援を強化することで拡販を目指します。

企業において、プライベートクラウドの導入が進展していますが、レッドハットはパートナー企業との協業により投資対効率の高いシステム構築を支援してまいりました。また、コンテナ技術への興味が高まるにつれて、アプリケーション開発・運用環境の変革への意欲が増加しています。非常に拡張性の高いInfrastructure-as-a-Service (IaaS)基盤であるRed Hat OpenStack Platformは、投資効率の高いプライベート環境提供し、また、Red Hat OpenShift Container Platformは、KubernetesやDockerを含むコンテナ技術を活用した開発・運用環境を提供します。企業における、デジタル変革、自動化、コンテナ、DevOps導入のニーズとともに、これらの製品の導入は急速に拡大しており、企業の導入形態も多様化が進んでいます。

このような背景の中、プライベートクラウド基盤を自社で保有し運用することに加えて、プライベートクラウド環境をサービスとして利用する、つまりPrivate Cloud as a Serviceへの要求が新たに生まれています。市場要求の変化を受け、Red Hat OpenStack Platform/Red Hat OpenShift Container Platformを中心とした従来型のプライベートクラウドの構築に加え、Private Cloud as a Serviceを提供できるパートナーエコシステム構築を加速するため、パートナー企業に対する支援を強化してまいります。

新パートナープログラムでは、技術情報や採用事例など最新情報の提供、技術者育成のためのトレーニングやインターンシッププログラム、また、検証センターの活用、セミナー/イベントといった営業活動機会や各種マーケティング支援を提供してまいります。これにより、あらゆる環境において、OpenStack as a Service、OpenShiftが提供するContainer as a Service、さらにその両方を備えるPrivate Cloud as a Serviceを提案・構築・運用できるパートナーを育成してまいります。

同パートナープログラムはシステムインテグレータ、ISVを対象としており、認定エンジニアの確保やビジネスプランの共有により、お客様の要望・課題を解決できるサービスメニューやリファレンスアーキテクチャーを整えてまいります。また、新設するOpenShiftパートナープログラムを通じ、特に初年度にはパートナー企業とともにハイライト導入事例を積極的に公開していくことを目指します。

 

サポートコメント

レッドハット株式会社 代表取締役社長 望月 弘一

OpenStack、コンテン技術の活用、DevOpsの適応は先進企業を中心に様々な業界で採用が増加しています。今回のプログラムは、これらの技術に精通しているエンジニアを国内でさらに育成し、また、パートナー各社がRed Hat OpenStack PlatformやRed Hat OpenShift Container Platformをベースとした、新たなサービスやソリューションを提供していくことを支援します。お客様のビジネスを加速させる革新的なITシステムの構築に寄与できるよう、パートナー各社と協業してまいります。

 

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