Red Hat Enterprise Linux 10 (RHEL) での SQL Server 2025 の一般提供 (GA) により、企業は、Microsoft の先進的な AI 対応データベースと、RHEL が誇るセキュリティ、安定性、パフォーマンスを組み合わせて活用し、Microsoft SQL Server 2025 を Red Hat の最新のエンタープライズ Linux プラットフォームに自信を持ってデプロイできるようになります。Red Hat Ecosystem Catalog で今すぐお試しください。
RHEL 10 での SQL Server 2025 のサポートにより、組織はハイブリッドクラウド、エッジ、AI 駆動型の環境向けに構築されたプラットフォーム上でミッションクリティカルな SQL Server ワークロードを実行できます。このリリースは、今日の最も需要の高いワークロード向けに最適化された、セキュアでエンタープライズグレードのデータベースのエクスペリエンスを Linux 上で提供するという、両社の共同の取り組みを強化するものです。
SQL Server 2025 を RHEL 10 で使用する理由
Red Hat Enterprise Linux 10 は、セキュリティ、レジリエンス、エンタープライズのスケーラビリティを中核に設計された、強力で高性能なプラットフォームです。SQL Server 2025 と組み合わせることで、お客様は次のようなメリットを得ることができます。
- ポスト量子暗号化への対応と統合されたハードウェアのセキュリティ・サポート
- Red Hat Lightspeed による AI 支援管理が組み込まれているため、管理オーバーヘッドが削減され、運用が単純化
- オンプレミス、クラウド、エッジのデプロイメントに最適化されたハイブリッドクラウド対応
- エンタープライズ向けの信頼性とコンプライアンスを維持し、世界中の組織から信頼されている
このため、RHEL 10 は、開発と本番の両方の SQL Server ワークロードにとって理想的な基盤になります。
RHEL 10 での本番サポート
SQL Server 2025 の本番対応 GA バージョンを Red Hat Enterprise Linux 10 にインストールするには、mssql-server-preview.repo から mssql-server-2025.repo に切り替えて、リポジトリ設定を更新することが重要です。プレビューリポジトリを使用し続けると、本番ワークロード向けではないリリース前のビルドがインストールされる場合があります。RHEL:Install SQL Server on Linux でインストール手順を参照してください。
Linux ベースの SQL Server デプロイメントの拡張機能
SQL Server 2025 が Red Hat Enterprise Linux 10 で完全に認定およびサポートされるようになりました。これにより、最新世代の RHEL に本番ワークロードを確実にデプロイすることができます。これにより、RHEL 10 がエンタープライズに提供する最新のカーネル、ライブラリ、セキュリティー強化機能との互換性を確保できます。
Contained Availability Group セッションでデータベースの作成と復元を有効にする
SQL Server 2025 では、Contained Availability Group (CAG) の柔軟性が向上しています。セッションのコンテキストキーを設定することで、リスナーを介して CAG セッション内でデータベースの作成と復元を直接有効にできるようになりました。詳細は、What Is a Contained Availability Group および sp_set_session_context (Transact-SQL) を参照してください。
RHEL 上の SQL Server の可観測性の強化
Linux 上の SQL Server 2025 に、基盤となるオペレーティングシステムから直接メトリクスを公開することによって詳細なシステムレベルの可観測性を提供する新しい Dynamic Management View (DMV) が導入されています。これにより、RHEL 10 では、管理者が、SQL Server がホストのオペレーティングシステムや他のワークロードとどのように対話するのかを明確に示す、かつてないレベルの可視化を得ることができます。
これらの DMV は、SQL Server 自体が原因で発生するパフォーマンスの問題と、OS レベルやインフラストラクチャの制約による問題とを区別するのに役立ちます。これらは、先進的な統合 Linux 環境に不可欠な機能です。
新しい Linux DMV
- Sys.dm_os_linux_cpu_stats:CPU の飽和状態の特定、待機時間の分析、システムの応答性の評価、SQL Server のパフォーマンスと全体的な OS CPU アクティビティーの関連付けに役立ちます。
- Sys.dm_os_linux_disk_stats:ログフラッシュのレイテンシー、チェックポイントの負荷、読み取り負荷の高いワークロード、共有 RHEL ホスト上の他のプロセスからの外部 I/O 競合を検出できます。
- Sys.dm_os_linux_net_stats:ネットワーク・インタフェースの動作をリアルタイムで可視化できるため、プロアクティブな監視や、接続やスループットの問題に対する迅速なトラブルシューティングが可能になります。
これらの DMV を組み合わせることで、RHEL 10 上で SQL Server を実行するデータベース専門の担当者は、実用的な OS レベルの知見を得ることができ、ミッションクリティカルなデプロイメントにおける安定性、パフォーマンス・チューニング、運用の信頼性が向上させることができます。
次のステップと詳細情報
SQL Server 2025 が完全に認定され、Red Hat Enterprise Linux 10 で一般提供されるようになったことで、ミッションクリティカルなパフォーマンスを維持しながら、先進的なワークロードと AI 駆動型のイノベーションをサポートする柔軟性が向上します。以下の資料で詳細をご確認ください。
- Linux 上の SQL Server 2025 についての新機能
- SQL Server Red Hat Container
- What Is a Contained Availability Group?
- Red Hat Enterprise Linux 10
- Red Hat Enterprise Linux を無料でダウンロードする
SQL Server 2025 の新機能を確認し、クイックスタートガイドを参照し、Red Hat Ecosystem Catalog で確認して、ご自身の環境に RHEL 10 上で SQL Server 2025 をデプロイしてください。RHEL 10 での SQL Server 2025 でお客様が構築される内容についてお聞かせください。
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