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先ほど、世界中のRed Hatのお客様のテクノロジーにおける功績を称える2021年Red Hat Innovation Award受賞企業を発表しました。毎年、創造的な思考で課題を解決し、Red Hatテクノロジーによる変革的な活用を実施されたお客様から数多くノミネーションをいただいており、より多くの先進事例をこちらで皆様にご紹介いたします。

今年の特別賞は、オープンソーステクノロジーを採用し、それぞれの業界において卓越した革新的な活用を実現されたMoody’s、株式会社NTTデータ、TIAA 、そしてVodafone Idea Limitedが選出されました。

Moody’s

Moody’sは、データや分析ソリューション、インサイトを通じて組織のより良い意思決定を可能にする世界規模のリスク・アセスメント企業です。ライフサイクルの終盤を迎えているレガシーテクノロジーに直面した同社は、非効率的でエラーを起こしやすく、時間のかかる手作業のプロセスに限界を感じていました。数ヶ月かかっていたコード作成をわずか3日に短縮することを目標に、Moody'sは「Apolloプロジェクト」に着手しました。これは、DevOpsの原則に基づいてプラットフォームを提供し、コンテナ化されたアプリケーションを実行することを目的とした社内プロジェクトです。同プロジェクトでは、プラットフォーム基盤としてRed Hat OpenShiftを採用し、Red HatコンサルティングRed HatテクニカルアカウントマネージャーおよびRed Hatトレーニングを活用しました。同プロジェクトは、ハンドオフを減らすことで、年間8~10のリリース本数を四半期で達成し、開発リードタイムについては、従来の4~6週間からわずか1時間への短縮に成功、さらに冗長な4〜5のテスト環境を廃止することができ、Moody’sのデプロイモデルに変革をもたらしました。

株式会社NTTデータ 

日本に本社を置く株式会社NTTデータは、ITサービス事業を展開するグローバル企業であり、企業向けデジタル・トランスフォーメーションを通じて、顧客やパートナーの価値向上を支援しています。日本の金融業界の顧客の多くは、運用効率の改善という課題に直面しており、厳しい業界規制を遵守しながらも、アプリケーション開発スピードや運用効率の改善のため、レガシーシステムのモダナイズが急務でした。こうしたニーズに対応するべく、NTTデータは、Red Hat OpenShift、Red Hat OpenStack PlatformRed Hat Ansible AutomationRed Hat Enterprise Linux、Red HatコンサルティングサービスなどのRed Hatテクノロジーを活用し、OpenCanvasを構築しました。OpenCanvasは金融機関のみならず公共機関をはじめとした多くのお客様にサービスを提供するデジタル・トランスフォーメーション基盤として稼働しており、コンテナ化による更なる基盤強化を通じて、クラウドサービス基盤のモダナイズや、運用効率の改善を支援します。

今回NTTデータが採用したRed Hat テクノロジーは、仮想基盤の投資収益率の向上、運用コストの削減、顧客向けサービス提供の拡大を実現し、日本最大規模の金融サービス提供プラットフォームを支えています。

TIAA

100年以上前に設立されたTIAAは、フォーチュン100に名を連ねる金融サービス機関であり、教育、研究、医療、文化、および政府機関などの分野で、24カ国500万人以上の個人および15,000以上の機関にサービスを提供している金融機関です。

2018年にTIAAは、サービス提供コストを削減し市場ニーズの変化に迅速に対応するため、コンプライアンス・アプリケーションを内製化し、クラウド対応のアーキテクチャのモダナイズ化を決定しました。最終的には、アプリケーションの制御と柔軟性の向上、テクノロジーの連携強化、ユーザーエクスペリエンスの向上、迅速なソフトウェア開発を実現できるプラットフォームをクラウド対応のアーキテクチャ上に構築し、スケーリングされたアジャイルおよびDevOpsモデルにより構築を推進しました。Red Hat OpenShift、Red Hat Enterprise Linux、 Red Hatコンサルティングサービスを使用した新しいプラットフォームにより、TIAAのチームはテスト実行時間を短縮し、市場投入時間を5倍、即時リリース機能を最大50倍高速化させることに成功しました。また、プロセスの自動化によりチェックアウトを従来の100倍、新しい環境の立ち上げを最大で2,000倍高速化させました。 

Vodafone Idea Limited 

2020年Red Hatイノベーター・オブザイヤーの受賞者であるVodafone Idea Limited(VIL)はインド最大手の通信事業者です。同社のインド全土の通信事業は10億人以上の人口をカバーし、インドの700以上の地区に及び、世界クラスの接続性を3億人以上の携帯電話加入者と大手企業顧客に提供しています。違約金やサービスクレジットをもたらす頻繁なサービスレベル契約(SLA) 違反やサービス提供を遅延させるデプロイの遅れ、非効率的なリソース利用による運用コスト高の課題を抱えており、全社的な自動化ソリューションを標準化する方法を模索しました。Red Hat Ansible Automation Platformの採用し、Red Hatコンサルティングの協力を得たVILのチームは、エンドツーエンド要件を自動化し、標準化を推進し、既存ツールと統合した統合プラットフォームの構築を実現しました。VILの長年にわたる戦略パートナーとして、IBMはこのプロジェクトのITインフラストラクチャを管理し、Red Hatと共同でVILのIT最適化や標準化を推進し、自動化に取り組みました。この新たに獲得したクロスビジネス・プラットフォームにより、VILはコストの最適化やユーザーの生産性を改善し、ツール・サイロを統合して全体的な運用効率の向上を実現しました。


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Red Hat is the world’s leading provider of enterprise open source software solutions, using a community-powered approach to deliver reliable and high-performing Linux, hybrid cloud, container, and Kubernetes technologies.

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