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今年で14回目を迎えるRed Hat Innovation Awardsは、創造的な思考を示し、Red Hatテクノロジーによる問題解決と変革的な活用を実施した世界中のRed Hatのお客様のテクノロジーにおける功績を称えます。今年の受賞企業は、以下の通りです。

  • アルゼンチン保健・社会開発省Argentine Ministry of Health and Social Development
  • BMWグループ
  • Edenor
  • Ford
  • Vodafone Idea Limited

例年通り、上述のお客様の中から、コミュニティ規模のオンライン投票プロセスで、2020年Red Hat Innovator of the Yearが選出されます。投票は受付中であり、4月22日午後11時59分(東部標準時間)に締め切ります。受賞企業は2020年4月29日に開催されるRed Hat Summit Virtual Experienceで発表されます。2020年Red Hat Innovator of the Yearに投票するには、https://www.redhat.com/ja/success-stories/innovation-awardsをご覧ください。

今年の受賞企業を詳しく見てみましょう。

アルゼンチン保健省

保健省(MSAL)は、保健サービスに関する行政上の問題に取り組むこと、社会全体に対する医療のアクセシビリティとクオリティを可能にすることについて責任を負うアルゼンチンの公共団体です。アルゼンチンの4,500万人以上の市民のための保健方針とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実施を管理するためにスケーラブルな保健情報システムが必要でした。これはすべて、医療のクオリティ・ギャップを軽減し、人口のニーズを特定する情報システムを実施し、患者の縦断的かつ包括的モニタリング、医療従事者と患者のための革新的なツールの導入を可能にするための取り組みです。MSALは、2020年末までに、組織間のカルテのやり取りを支援する取引件数が約1,200%増加し、非常にスケーラブルかつ柔軟なプラットフォームが必須になると予想しています。

保健省は、オープンなヘルスケアコンセプトであるNational Digital Health Networkプロジェクトを実施するための基盤を提供するRed Hat OpenShiftを選択しました。DevOpsコンテナ管理戦略を採用するために必要な文化、プラットフォーム、慣行を変革することを目指すコンテナ導入プログラムして構築され、Red Hatコンサルティングおよびトレーニングと協働して、Red Hat FuseRed Hat 3scale API Management、Red Hat OpenShift、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、Red Hat VirtualizationRed Hat Ansibleをデプロイしました。National Digital Health Networkプロジェクトにより、MSALは大きな社会的影響を与え、情報とサービスへの平等なアクセス、患者の安全改善、国民健康指標に対する洞察力の向上、クラウドによるインフラストラクチャサービスの迅速化を推進しました。

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BMWグループとDXC Technology

ドイツに本社を置くBMWグループ(自動車ブランドBMW、MINI、ロールスロイスを含む)は高級車市場における世界的なリーダーです。この地位を保持するため、BMWグループは市場動向と競争が熾烈な業界の先を行くことが重要であり、自動運転は、自動車業界の次のイノベーションの波を表しています。自動運転車の安全性テスト要件を検証するため、BMWグループ研究開発チームは、リアルワールドデータを採用して、運転シミュレーションを検証し、それにより、運転アルゴリズムを開発しています。同社は、RHEL、Red Hat OpenShift、Red Hat Virtualization、Red Hat Ansible、Red Hat SatelliteRed Hat OpenShift Container Storageのテクノロジーを搭載する、マネージドコンテナPaaSソリューションのDXC Technology( DXC Robotic Driveとして知られている)を選択しました。

Red Hatテクノロジーを搭載しているDXC Robotic Driveソリューションにより、BMWグループは、High-Performance Data-Driven Developmentプラットフォーム – 高度な完全自動運転技術の開発と検証の基盤を立ち上げることができました。同社の研究開発チームは現在、より迅速で正確なシミュレーションとアナリティクスにより開発活動を促進することができます。さらに、開発者の生産性が著しく向上し、シミュレーション機能が全体的な機能性検証をスピードアップさせました。

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Edenor

Edenorは、アルゼンチン最大の電力販売会社であり、ブエノスアイレスで約850万人に電力を提供しています。同社は、顧客ニーズを満たす際に様々な課題に直面していました。それは、複雑なインタフェース開発と保守、既存のプラットフォームを熟知している市場での熟練した人材の不足、より先進的で軽量化した規格との不適合などで、そうしたことが場当たり的な開発につながっています。Edenorは、様々な分散していることが多いソフトウェア・アプリケーション、サービス、API、データ、またはデバイス間の接続の簡素化、適切な時に適切なアプリケーションに適切な情報を提供するプロセス効率の向上を図りました。

そのニーズを満たすため、Edenorは、Red Hatコンサルティングおよびトレーニングと協働し、Red Hat AMQを用いて、社内外のアプリケーションを接続するために、OpenShiftでRed Hat IntegrationなどのRed Hat Middleware製品をデプロイしました。このプロジェクトは、サービスをオンプレミスとクラウドの両プラットフォームでデプロイすることができるプラットフォームを構築することで、既存のアーキテクチャを最適化しました。このRed Hatベースのプラットフォームにより、Edenorは、現場保守チームにより正確な任務を割り当て、顧客の問題解決を迅速化し、より信頼できるリアルタイムの情報を顧客に提供できます。また、Edenorでは、生産の効率向上とバグと修正の減少が見られ、Edenorの顧客から高い評価を受ける信頼性を提供するのに役立っています。

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Ford Motor Company と Sysdig

Ford Motor Companyは、米国ミシガン州ディアボーンに本社を置くグローバル企業であり、自動車、トラック、SUV、電動車両のフルラインを設計、製造、販売、サービスし、Ford Motor Credit Companyを通じて金融サービスを提供しています。Fordでは数十年にわたり、テクノロジーは車両の生産と納入の鍵となっていました。同社は、ステートフルアプリケーションのために納入のスピードを向上させ、データ永続性が必要だったCI/CD開発のサポートを改善することに着手しました。Fordは、必要としているセキュリティ機能を提供する大規模なマルチテナント・ソリューションを提供できるパートナーを探しており、Red HatとSysdigを選択しました。Sysdigは、クラウドネイティブな可視化とセキュリティの企業であり、Red Hat OpenShift Operator Certificationを獲得しています。Fordは、新しいRed Hat OpenShiftクラスタを構築し、OpenShiftで能力を高め、その後ステートフルアプリケーションを新しいプラットフォームに移行しました。

Fordでは、エンドユーザー全体にわたり新しいOpenShiftベースのプラットフォームの影響が見受けられます。このエンドユーザーには、コンテナ上でのアプリの書き込みとプロビジョニングの簡素化を経験している同社の開発者、FordのマルチテナントのOpenShift環境を通じて新しい機能、修正、より迅速な更新へのアクセスを獲得しているディーラーとプラントオペレーターが含まれます。最終的に、FordのOpenShiftベースのハイブリッドクラウド環境は、プラントとディーラーにまたがる業務を可能にすることで、収益を生み出す製品を支援しており、これが、生産と納入の鍵となっています。

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Vodafone Idea Limited

Vodafone Idea Limited(VIL)はインド最大手の通信事業者です。同社のインド全土の通信事業は10億人以上の人口をカバーし、インドの700以上の地区に及び、世界クラスの接続性を3億人以上の携帯電話加入者と大手企業顧客に提供しています。同社は、世界最大級の通信ネットワーク統合活動を主導し、180,000基の電波塔に及ぶインドの二大ネットワークを合併し、90,000箇所でネットワーク重複を排除し、旧二大ブランドのカバーエリアの人口をほぼ倍増させました。現在、VILは、インドの大半にわたる最速の4Gネットワークとして挙げられています。

VILは、オープンなシステムとスタンダードに基づく共有クラウドで複雑なネットワークとITワークロードをホスティングするために「VIL Universal Cloud」を構築するというビジョンを打ち出しました。このモデルは、新しい経済学を確立し、複雑な集中ネットワークのワークロードの分散のパラダイムシフトを加速し、顧客に近接して実行し、今までにない経験をもたらします。VIL Universal Cloudを採用するためのVILの旅は苦難でしたが、最終的に報われました。プラットフォームは、ホストスループット集約型で、レイテンシーに厳しく、ネットワーキングが複雑な、高可用性ネットワーク・アプリケーションをホスティングする必要があったからです。エコシステム・プレイヤーが集結してSRIOV、VNF-M、VXLANのようなイノベーションを促進し、これを実現可能にしました。「オープンなシステム – オープンなスタンダード」というビジョンに合わせて、VILは、長期にわたって最もアジャイルで、多用途で、協調的で、革新的なコラボレーションを証明しているRed Hat OpenStack Platformを選択しました。

VILは、85%のコスト削減、数週間から数カ月かかっていたデプロイ時間の数日への短縮を達成し、大量の商用トラフィックを実行する拠点を幅広く分散しました(3,000万人以上のVOLTE加入者にサービスを提供する80箇所以上のVIL Universal Cloud拠点、データ・トラフィックは上り5テラビット/秒)。VILの次の優先事項は、この「プラットフォームとしてのネットワーク」を急速に拡大し、ハイブリッド環境を可能にし、サードパーティ製アプリケーションが分散ワークロードを実行するのを支援し、スタンダードAPIを使用してネットワークスライスのセルフ・オーケストレーションを行うことです。


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