Azure 上の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) で Microsoft SQL Server 2025 を実行している組織は、SQL IaaS Agent 拡張機能をインストールして統合できるようになりました (SQL Server IaaS Agent Extension for Linux - SQL Server on Azure VMs を参照)。これにより、SQL デプロイメントのライセンスに関して完全な柔軟性が得られます。現在、この拡張機能は 3 つのライセンスオプションをサポートしています。軽量モードで登録する場合、以下を選択できます。

  • PAYG (Pay-As-You-Go):使用量に応じて支払いが発生します。従量課金制モデルでは、Azure VM を実行するための 1 秒あたりのコストには SQL Server ライセンスのコストが含まれます。
  • AHB (Azure Hybrid Benefit):独自のライセンスを持ち込むオプションです。 Azure Hybrid Benefit により、SQL Server を実行している VM に SQL Server ライセンスを割り当てることができます。
  • DR (Disaster Recovery):無料の DR レプリカライセンスであす。HA/DR ライセンスタイプは、Azure の無料の HA/DR レプリカに使用されます。

可視性とテレメトリーの向上

登録すると、Azure に SQL 仮想マシンリソースが作成されます (VM リソースとは別です)。これにより、ライセンスタイプの明確な可視化、サブスクリプションレベルの追跡、および運用に関するインサイトの向上が実現します。 

SQL IaaS Agent 拡張機能を使用して RHEL に SQL Server を登録する方法

RHEL ベースのデプロイメントでは、Azure CLI を使用して SQL IaaS Agent 拡張機能の初期登録を行います。拡張機能を登録すると、継続的な管理 (ライセンスタイプの変更を含む) を Azure Portal から直接完了できます。これにより、最適化され、統合された管理エクスペリエンスを得ることができます。

コマンドラインでの登録

Azure CLI または Azure PowerShell を使用して、Microsoft.SqlVirtualMachine プロバイダーに Azure サブスクリプションを登録します。Azure CLI を使用する場合:

az provider register --namespace  Microsoft.SqlVirtualMachine

Azure PowerShell を使用する場合:

Register-AzResourceProvider  -ProviderNamespace  Microsoft.SqlVirtualMachine

登録方法の詳細については、Register with SQL IaaS Agent extension (Linux) - SQL Server on Azure VMs を参照してください。Azure Portal を使用して登録することもできます。

なぜ RHEL なのか?

Red Hat Enterprise Linux 10 上の SQL Server 2025 のサポートにより、組織は、ハイブリッドクラウド、エッジ、および AI 駆動型の環境向けに設計された、安全で高性能な Linux プラットフォーム上でミッションクリティカルなデータベースのワークロードを実行できます。RHEL は、インテリジェントな管理機能、新たな脅威に対処するために設計された強化されたセキュリティ、コンテナネイティブのアーキテクチャ、および最新のハードウェアとソフトウェアスタックのサポートにより、イノベーションのための永続的な基盤を提供します。Microsoft と Red Hat は協力して、今日の最も複雑でデータ集約型のワークロードの需要を満たすように構築された、エンタープライズグレードの SQL Server エクスペリエンスを Linux 上で提供し続けています。Azure 上の RHEL で SQL Server を実行することで、次のことが可能になります。

  • SQL IaaS Agent 拡張機能への登録
  • Azure Hybrid Benefit をアクティベートする
  • 必要に応じてライセンスモデルを切り替える

SQL Server 2025 の新機能を確認し、クイックスタートガイドに従い、Red Hat Ecosystem Catalog で詳細を確認して、お客様の環境の RHEL 10 に SQL Server 2025 をデプロイしてください。

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Red Hat Enterprise Linux のバージョンの 1 つで、ハードウェアリソースをオーケストレーションします。物理システムやクラウド上、またはハイパーバイザーのゲストとして実行できます。

執筆者紹介

Vivien Wang is a Senior Engineering Partner Manager. She works with Red Hat partners to co-build, certify and integrate in the Red Hat ecosystem for Openshift, Ansible, Virtualization and RHEL. Before joining Red Hat in 2019, she worked at SAP UKI, and as an in-house technical writer for ASUS and Mitsubishi Heavy Industries. She holds a master's degree from King's College London.

Amit is a Principal Product Manager at Microsoft with over 15 years of experience. He has been pivotal in the development and evolution of SQL Server on Linux, significantly contributing to Microsoft's cross-platform solutions. Currently, he oversees SQL Server on Linux and Containers. With over a decade of database experience, he has designed SQL Server-based data platforms for Tier 1 customers across diverse business segments.

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