現代の企業用ネットワークには、スピード、一貫性、また絶対的なレジリエンスが求められます。真の運用効率を追求する組織にとって、時間がかかる手動のネットワーク管理タスクに依存し続けることは、もはや有効な戦略ではありません。これらのボトルネックを克服するため、IT リーダーは Red Hat Ansible Automation Platform と Cisco Catalyst Center、およびこのパートナーシップが提供するソリューションに注目しています。
すぐに利用可能な Red Hat Ansible Certified Content を活用することで、組織は NetOps-as-Code を採用し、ネットワークインフラをバージョン管理された再現可能なコードとして管理できるようになります。これにより、最新のネットワーク運用を確実に拡張できます。
この強力なコラボレーションによって、日常的なネットワーク運用がどのようにビジネスの真の競争優位性へと変わるのか、詳しく見ていきましょう。
セキュリティ重視の信頼できる基盤の確立
あらゆる企業において、セキュリティとアクセス制御は最初から組み込まれている必要があり、承認された担当者と信頼できるデバイスのみがネットワークにアクセスできるようにしなければなりません。
1 つのネットワークスイッチに本番トラフィックを通過させる前に、企業は Ansible Automation Platform を使用して、一貫したゼロトラストのベースラインを確立できます。
主な自動化のユースケースは以下の通りです。
- ロールベースのアクセス制御 (RBAC):ユーザー管理を自動化することで、ネットワークの変更やインフラストラクチャの閲覧が可能なユーザーを厳格に制御します。
- アイデンティティサービスの統合:Catalyst Center を Cisco Identity Services Engine (ISE) および認証、認可、アカウンティング (AAA) サーバーとプログラムで統合し、ネットワーク全体のセキュリティポリシーを最初から適用できるようにします。
設計、検出、プロビジョニングの加速
企業の成長における大きなボトルネックは、新しい拠点やキャンパスをオンラインにするのに時間がかかることです。Day 0 および Day 1 オペレーションを自動化することで、手動でのサイト割り当てやハードウェアのセットアップが不要になり、生産性が向上します。
主な自動化のユースケースは以下の通りです。
- 標準化されたネットワーク設計:サイト階層、フロアマップ、およびグローバル/サイト固有の IP アドレスプールの予約を自動化します。新しい拠点の開設にかかる時間は、2 日間のチケット対応から 5 分間の Playbook 実行へと短縮されます。
- 一貫したネットワーク設定: テレメトリー、SNMP、ロギング、ワイヤレスプロファイルなど、標準化された重要なネットワーク設定を、プログラムによって組織全体に一律に適用します。
- ゼロタッチ・オンボーディング:プラグアンドプレイ (PnP) ワークフローを使用して、迅速なデバイスの検出、オンボーディング、プロビジョニングを可能にします。これにより、ミスが発生しやすい手動セットアップやコストのかかるオンサイトでの IT 対応が完全に不要になります。スイッチをリモートオフィスに配送し、誰かにプラグを差し込んでもらうだけで、あとは自動化によって処理されます。
アジャイルなネットワーク運用とソフトウェア・デファインド・アクセスの拡張
ソフトウェア・デファインド・アクセス (SDA) ファブリックは、強力な機能とセグメンテーション機能を提供しますが、これらの非常に複雑な環境を手動で管理すると、IT 運用の速度が低下する可能性があります。自動化によってこの管理を単純化することで、アジリティと一貫したポリシー適用がサポートされます。
主な自動化のユースケースは以下の通りです。
- アンダーレイおよびファブリック管理:アンダーレイ管理 (LAN 自動化) を自動化し、SDA ファブリックサイト、ゾーン、トランジットを容易に拡張できます。
- オンボーディングの効率化:SDA ファブリックデバイスとホストのオンボーディングを、レイヤー 2 (L2) およびレイヤー 3 (L3) の仮想ネットワークとエニーキャストゲートウェイの自動管理とともに単純化します。
- 一元化されたポリシー適用:ビジネスクリティカルなアプリケーションが必要とするネットワークリソースを正確に受け取れるように、アプリケーションポリシーと SDA エクストラネットポリシーをコードとして管理します。
継続的なコンプライアンス、レジリエンス、保証の実現
ネットワークをデプロイした後も、運用作業は終わりません。Day 2 オペレーションでは、ネットワークを継続的に監査し、手動のメンテナンスタスクを自動化することで、機能停止やセキュリティ脆弱性からビジネスを保護します。
主な自動化のユースケースは以下の通りです。
- ソフトウェアイメージ管理 (SWIM):数千ものデバイスにわたるオペレーティングシステム (OS) のアップグレードライフサイクル全体を自動化し、脆弱性に迅速にパッチを適用して、標準化された承認済みのソフトウェアバージョンを維持します。
- プロアクティブなコンプライアンスとバックアップ:自動化されたコンプライアンスチェックを実行し、構成ドリフトを修正し、スケジュールされた構成バックアップを実行して、セキュリティ重視の構成を維持します。
- 自動応答とレポート:自動化されたワークフローを使用して、ネットワークの健全性スコアの KPI を管理し、パストレースを実行し、問題イベントに対応します。これにより、ビジネスサービスに影響が及ぶ前にパフォーマンスの低下をプロアクティブにトラブルシューティングできます。
ハードウェアの移行
最終的には、ネットワークのインフラストラクチャを更新する必要があります。自動化は、複雑なハードウェアの移行やネットワークの再構築中におけるサービスの中断を最小限に抑えつつ、ネットワークのライフサイクルを延長します。
主な自動化のユースケースは以下の通りです。
- SDA ポート移行: ダウンタイムを最小限に抑えるために、SDA ポート割り当て移行の複雑なプロセスを自動化します。
- セキュリティ重視のハードウェアの使用停止: レガシーハードウェアをネットワークから安全に除く際に、デバイスの削除とプロビジョニング解除のワークフローを自動化します。
次のステップ
今こそ、手作業によるプロセスから脱脱却して、ネットワーク管理の標準化と単純化を始めましょう。Cisco Catalyst Center と共に Red Hat Ansible Automation Platform を実装することで、構成の不整合を解消し、エンジニアリングスタッフをサポートし、今日のエンタープライズに不可欠な、回復力のある自動化されたインフラストラクチャを構築できます。
関連資料:
- Red Hat Ansible + Cisco
ソリューションの概要このページは、英語でご利用いただけます (日本語 ではご利用いただけません) - Cisco Marketplace ページ
- Red Hat Ansible Automation Platform のトライアルを今すぐ始める
リソース
ビジネス自動化のための 5 つのステップ
執筆者紹介
Elle is a Senior Product Marketing Manager at Red Hat, working on the Ansible team since 2019. As a part of the Ansible product marketing team, she focuses on network automation to help fuel business growth.
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