プラットフォーム移行時の二重支払いによって仮想化の移行が停滞している場合、初年度のコストの重複を解消することで、プロジェクトを再び前進させることができます。

私が話を聞いたインフラチームのほとんどは、自社の仮想化プラットフォームについてどうすべきかを検討するのに、2 年の大半を費やしてきました。ライセンスや価格設定の変更は、もはや驚くことではありません。財務モデリングはすでに何度も行われており、多くの組織において、この移行は回避されたのではなく先送りされてきました。問題は代替案を検討すべきかどうかではなく、何を、いつ、どのように資金調達するかです。

年間予算にはすでに他の取り組みが割り当てられており、多くのチームにとって、その取り組みには AI が関わっています。現在、私が交わすほぼすべての会話は、日常のワークフローから顧客向けサービスに至るまで、いかに AI をビジネスに取り入れるかという話題に行き着きます。チームが一貫して直面している課題は、リソースの優先順位付けです。プラットフォームの移行は、同じ予算、時間、人員を巡って新しい AI イニシアチブと直接競合するためです。

これらは皆様にとって目新しいニュースではないため、Red Hat がどのようにお手伝いできるかについて単刀直入にお話しします。

移行を阻害する真の要因:2 つの予算を同時に負担すること

お客様と詳細を詰めていく際、仮想マシン自体が障壁となることはめったにありません。課題となるのは、過去 10 年間にわたり仮想マシンを中心に構築されてきたあらゆる要素、すなわちバックアップと復旧、災害復旧のランブック、ストレージ、ネットワークおよびセグメンテーションポリシー、監視、および何事も進める前にサポート・ステートメントの取得が必要なアプリケーションベンダーなどです。仮想マシンが数百台規模になると、1 つのプロジェクトとして捉える必要があるでしょう。さらに数千台規模になると、変更ウィンドウ、アプリケーションオーナー、リスク登録簿を伴う本格的なプログラムとなり、こうした要素を考慮していない計画書は、読む価値がありません。

しかしながら、通常、移行計画の前進を妨げる要因はそのようなことではありません。問題は資金です。移行元のプラットフォームへの支払いを続けながら、移行費用、トレーニング、置き換えとなる新プラットフォームのロールアウト費用を賄わなければなりません。多くの組織にとって、この重複こそが、本来なら理にかなっている移行を正当化しにくくしている要因です。 

この決断はテクノロジーに関するものではなくなり、単一の予算サイクルで 2 つのプラットフォームを維持できるかという問題になります。それこそが、Red Hat が実際に解決できる部分でもあります。

Red Hat はそれらのコストの 1 つを解消

条件を満たす 3 年契約の場合、Red Hat OpenShift Virtualization サブスクリプションの初年度は無料になります。

明確にしておくと、以下のとおりです。契約によってカバーされるのはサブスクリプションコストのみです。ハードウェア、移行作業、トレーニング、ロールアウトの費用はすべてお客様の負担であり、また、既存のプラットフォームへのコミットメントも引き続きお客様が担うことになります。これにより、すべての障壁ではなく 1 つの大きな障壁が取り除かれます。しかし、私が対話している多くのチームにとって、これこそが意思決定を遅らせている決定的な障壁となっています。

希望していないにもかかわらず、再編された複数年契約を提示されたばかりであれば、3 年間のコミットメントに慎重になるのはもっともなことです。しかし、何らかのコミットメントを行う前に、対象条件や将来の状況がどうなるかを確認できます。また、アセスメントによって、Red Hat の提示する数値ではなく自社の環境の数値に基づいて判断できるようになります。

初年度が無料であること自体は、プラットフォームを選択する決定打ではありません。重要なのは、そうした財務面での重複を排除することで、判断の基準が再び技術そのもの、移行の道筋、そしてそのプラットフォームが長期的にビジネスにもたらす価値に戻るということです。

自社の環境で始める

Red Hat OpenShift migration advisorこのページは、英語でご利用いただけます (日本語 ではご利用いただけません) は無料でセルフサービスでご利用いただけます。自社の環境を指定するだけで、会合を予約することなく稼働状況を即座に把握できます。これにより、本格的な話し合いをする価値があるかどうかを判断するのに十分な情報が得られることがよくあります。

価値があると判断された場合、次のステップは仮想化移行評価です。これは有償のサービスであり、Red Hat コンサルティングまたはパートナーのいずれかが 2 週間にわたって実施し、一般的な提案ではなく、お客様の実際の環境に合わせて移行計画が構築されます。つまり、長期的な契約を結ぶ前に、何をどのように移行できるかを事前に把握できます。手続きを進められる場合、評価に関連する費用は、サブスクリプションから差し引かれます。

単なるハイパーバイザーの置き換えにとどまらない基盤

あるハイパーバイザーを別のものに置き換えるだけでは、今年の問題は解決できても、後で同じ状況に陥ることになります。 Red Hat OpenShift Virtualization は、環境全体で共通する運用モデルに基づき、コンテナやその他のアプリケーションワークロードを実行するのと同じプラットフォーム上で仮想マシンを実行します。これにより、長期的にワークロードを実行する場所に関する柔軟性が向上します。

これらすべてを初日から行う必要はありません。チームが維持できるペースで必要なものを移行し、コンテナ、ハイブリッドクラウド、AI、またはエッジが必要になったときに、基盤となるプラットフォームの準備が整っていることを確認できます。更新日が近づいたからといって、すべてをモダナイズするよう求められているわけではありません。

どこから始めるべきか

すでに更新の予定が決まっている場合は、移行に実際に何が伴うのか、そして支払いが発生する年度にどれだけのコストがかかるのかを今把握しておくことが有益です。 

会合を予約することなく現状を確認するには、自社の環境に対して無料の Red Hat OpenShift migration advisorこのページは、英語でご利用いただけます (日本語 ではご利用いただけません) を実行してください。初年度のサブスクリプションのコスト削減を検討する準備が整いましたら、Red Hat アカウントマネージャーにお問い合わせいただくか、プロモーションページにアクセスして、この期間限定オファーの詳細をご確認ください。  適格性の基準や、最新のハイブリッドクラウド基盤への移行を適切な条件で開始するための最初のステップについて、順を追ってご説明します。 


執筆者紹介

Simon is a technologist and product marketing leader with more than 25 years of experience spanning enterprise IT infrastructure, cloud, and emerging technologies. Combining deep technical knowledge with a strong understanding of customers and markets, he helps organizations make sense of major shifts in enterprise computing, from virtualization and hybrid cloud to AI.

At Red Hat, Simon focuses on OpenShift and the evolving virtualization and hybrid cloud landscape. He is passionate about translating complex technology into practical business value and helping customers understand how new approaches can address real-world IT challenges. Simon also contributes to industry discussions through publications, events, and technology communities.

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