TransUnion 社、IT のモダナイズにより顧客エクスペリエンスを向上

会社として発展してビジネス成長を実現するため、TransUnion は、顧客が情報に基づいて財務上の決定を下すのを支援するための新しい製品やサービスを作成したいと考えていました。レガシーシステムが足かせとなっていましたが、同社は運用モデル、テクノロジー、およびインフラストラクチャを変革することで IT のモダナイズを図りました。「レガシー・テクノロジーとメインフレームの廃止は困難な課題でしたが、これは重要な戦略でした」と、TransUnion のオープンシステムエンジニアリングマネージャー Chad Fetzer 氏は語ります。「オープンシステム環境を全面的に取り入れることが、成功を収めて迅速なイノベーションを支援するための最善の方法だと認識していました」

IT パフォーマンスを向上させてコストを削減するため、同社はアプリケーションとシステムのすべてを Red Hat 運用環境に移行しました。さらに、システム管理の単純化と標準化のため、新しいオープンソース管理プラットフォームを選びました。「Red Hat は極めて心強いパートナーであり、事を進めていくにつれて、このパートナー関係を今後も維持することを迷うことなく決定しました」と TransUnion 分散システム担当取締役 Michael Catuara 氏は述べています。

ソフトウェアとサービス

• Red Hat Enterprise Linux®
• Red Hat Satellite
• Red Hat JBoss® Enterprise Application Platform
• Red Hat JBoss Web Server

ハードウェア

• 業界標準の x86 サーバー

先進的なオープンソース・インフラストラクチャに移行したことで、TransUnion はハードウェア、ソフトウェア、サポートのコストを削減し、アプリケーションの可用性と障害復旧性を向上できました。システムを連携させることでデータの表示と分析能力を改善でき、顧客も同様の機能を活用できるよう支援できるようになりました。さらに、新しいアジャイル開発プラクティスによってイノベーションとコラボレーションのサポートが改善されたため、従業員満足度が 3 倍に上昇しました。「Red Hat の運用環境により、インフラストラクチャに時間を取られることがはるかに少なくなり、カスタマーエクスペリエンスを向上させる新製品のイノベーションと提供により多くの時間を費やすことができるようになりました」と Catuara 氏は語ります。