RHEL および CentOS Stream に EPEL をインストールする方法

Linux ユーザーにとって、ソフトウェアリポジトリ (略して「リポ」) は、新しいアプリケーションを最も手軽に見つけてインストールできる場所です。Fedora のような Linux プロジェクトは、膨大なリポジトリを持つ傾向があります。コミュニティがサポートするディストリビューションの価値の一部は、今後のアプリケーションリリースをテストする能力と意欲にあるためです。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) は、その信頼性と安定性から選ばれているディストリビューションですが、品質を最優先するため、リポジトリに収録されるソフトウェアに対して厳格な基準を適用しています。RHEL サーバーでミッションクリティカルなアプリケーションを実行している場合は、公式リポジトリから導入/テスト済みのソフトウェアを使用することが賢明でしょう。

ただし、公式リポジトリに含まれていないソフトウェアも数多く存在します。一般的な日常使用はもちろんのこと、特に開発中やテスト中は、より幅広い選択肢にアクセスできると便利な場合があります。

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EPEL とは

Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL) とは、CentOS Stream および RHEL で使用するために Fedora パッケージ作成者によって管理されているリポジトリです。これは確かに奇妙なパッケージの組み合わせですが、おそらく主に他の CentOS Stream や RHEL の管理者たちが実際に使用しているものに基づいているのでしょう。個人的には、優れた inxi コマンドをインストールする際でも、 KDE Plasma Desktop 全体をインストールする際でも、これは不可欠だと考えています。

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EPEL を 3 つの簡単なステップでインストールする

1. まず、CodeReady Linux Builder リポジトリを有効にします。すでにアクセス権を持っているため、有効にするだけです。

   CentOS Stream：

    $ sudo dnf config-manager --set-enabled crb

   RHEL：

    $ sudo subscription-manager repos --enable codeready-builder-for-rhel-9-$(arch)-rpms

2. 次に、EPEL RPM をインストールします。

   CentOS Stream：

    $ sudo dnf install epel-release epel-next-release

   RHEL：

    $ sudo dnf install \ https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-9.noarch.rpm

3. たったこれだけです。実際は 3 番目のステップはないので、これで EPEL からソフトウェアをインストールできます。たとえば、システム統計を収集するのに便利なコマンドである inxi をインストールする方法は次のとおりです。

    $ sudo dnf install inxi

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EPEL でより快適に

EPEL リポジトリは、必ずしも必要ではないが確実に欲しいソフトウェアを入手するのに役立つ非常に便利なリポジトリです。私が RHEL ラップトップに最初にインストールしたのは EPEL です。EPEL のおかげで、お気に入りのアプリケーションを利用できています。

EPEL を試して、アプリケーションをパッケージ化する場合は、リポジトリに貢献してみましょう。これはきっと他のユーザーにも役立つはずです。