Red Hat Enterprise Linux (RHEL) には優れた歴史があります。お客様、コミュニティ、パートナーをつなぐ存在として、エンタープライズグレードの開発プラクティスやシステムセキュリティの強化から、より強力なソフトウェア・サプライチェーンや、Red Hat 独自の専門知識に支えられたエンドツーエンドのサポートまで、エンドユーザーの主要なニーズに応えながらさまざまなユーザーの目標を達成できるよう支援してきました。
2021 年に Red Hat は、特定のユースケースにおける開発者向けの無料の RHEL オプションを発表しました。これには、プロアクティブな分析機能である Red Hat Insights が含まれます。それ以来、Red Hat は個人や組織のフィードバックに耳を傾け、そこから学び、より幅広いニーズに応えるためにサービスを進化させてきました。
個人向け
Developer サブスクリプション (個人用) は、すべてのユースケースに適用できます。これは、システムの数が 16 以下の個人のお客様を対象に、セルフサポート型の RHEL を無料で提供します。開発者アカウントの作成手順はシンプルで、有効な E メールアドレスを入力するか、GitHub、Twitter、Facebook などのプロバイダーからシングルサインオン (SSO) を介してログインします。この情報は営業活動のためではなく、更新とサブスクリプションを管理するための連絡手段として提供されるものです。これらのサブスクリプションに基づくシステムは、オンプレミスまたは AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azure などのほとんどの主要なクラウドプロバイダーで実行できます。クラウドプロバイダーやホスティングサービスの場合、RHEL のすべてのメリットを維持しながら、料金が発生するのは基盤となる仮想マシン (VM) に対してのみです。
なお、このサブスクリプションは、企業または非個人での使用を目的としたものではないことに注意してください。
Red Hat のお客様向け
RHEL Developer サブスクリプション (チーム用)
Red Hat のお客様はそれぞれ、開発システム、品質保証システム、テストシステムに対して独自のアプローチを取っています。お客様とのミーティングでは、意思決定が及ぼす影響について理解することの大切さを強調しています。たとえば、セルフサポートモデルの選択などの意思決定は、システムの可用性の低下や、さらには従業員の生産性の低下にもつながる可能性があります。また、一貫性のある環境を使用することの大切さも強調しています。開発/テストで機能することが実稼働システムでも「意図したとおり」に機能する必要があります。これは、一貫した管理プラクティスと環境を通じて、環境の運用効率を維持するために役立ちます。さらに、私たちすべてが、Red Hat Insights があらゆる環境にもたらす強力な利点を考慮し、問題をプロアクティブに特定し、パフォーマンスの最適化を支援し、潜在的なセキュリティリスクを特定して定量化し、保護されているシステム全体の一貫性とコンプライアンスを向上させる必要があります。
Red Hat はこの点を念頭に置き、お客様にとって役立つ選択肢を提供することが重要であると考えています。Red Hat のアカウントチームは、このような状況のニュアンスを理解しており、お客様の環境に一定レベルのサポートされていない無料の RHEL を混在させることが適切かどうかの評価や、多くのケースでの実際の使用にあたってお客様をサポートすることができます。このオプションの詳細や、お客様の組織に利用資格があるかどうかをご確認いただくには、Red Hat またはパートナーの担当者にお問い合わせの上ご相談ください。
このサブスクリプションを有効にすると、現在 RHEL を使用している場所であれば、ベアメタル上でも、独自のデータセンターの仮想化環境でも、ホスティング施設やクラウドプロバイダー経由でも、どこでも利用できます。ARM から IBM Z まで、いずれかのサポート対象のハードウェア・プラットフォームで可能です。このサービスが対象とするアクティビティの詳細については、次の記事をご覧ください:Red Hat Developer サブスクリプション (チーム用) の対象となるもの
貴社が Red Hat パートナーである、または Red Hat パートナーになることを検討している場合は、Red Hat パートナー・サブスクリプションに関する最近のプレスリリースをご覧ください。
開発者サポートオプション
独自のコードを積極的に開発しているお客様のために、Red Hat は 2 つのレベルの開発者サポートを提供しており、お客様の組織とそのチームが、最も信頼できる Linux リリースにかける人材や時間などのリソースを最大限に活用できるようにします。
Red Hat のオペレーティングシステム・サービス
コードの受け入れ、コードの改良や強化に使用するプロセス、コミュニティへの還元やお客様への提供など、Red Hat のほぼすべての取り組みがオープンソースです。その過程においては、さまざまなニーズを満たす 3 つの Linux サービスを活用しています。
- Fedora:将来の Red Hat Enterprise Linux メジャーリリースのベースとなるアップストリーム・プロジェクト。重要なオペレーティングシステム (OS) のイノベーションはここで導入されます。
- CentOS Stream:継続的デリバリーで提供されるプラットフォームで、これが RHEL の次のマイナーリリースになります。
- RHEL:本番ワークロード用のインテリジェントなオペレーティングシステムです。世界中のほぼすべての業界で、ミッションクリティカルなデータセンターにおけるクラウド規模のデプロイ、ローカルのサーバールームやパブリッククラウドへのデプロイ、エンタープライズ・ネットワークの各地のエッジへのデプロイなどの用途で幅広く使用されます。
Red Hat は、常にお客様の目標達成を支援できることに誇りを持っています。誰もが知っている方法でも、必ずしもよくは知られていない方法でも、いずれの場合でも、Red Hat はお客様の成功を支援します。開発者向けの無料の RHEL はその方法の 1 つです。
執筆者紹介
A Linux user since 1992 with deep experience in retail IT. After 9 years at Red Hat, Mattern now coaches all Red Hat RHEL Specialists around the world and sets the standards they work within.
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