EX417
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Microsoft Windows Automation with Ansible -
概要
試験の説明
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Microsoft Windows Automation with Ansible - は、Red Hat® Ansible® を使用して Microsoft Windows® を実行するシステムを管理するスキルと知識を評価するための実技ベースのテストです。
この試験に合格すると Red Hat 認定スペシャリスト - Microsoft Windows Automation with Ansible - となり、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) としての認定取得に向けて資格を適用できます。
この試験は Red Hat Ansible Automation Platform 2.4 に基づいています。
試験の対象者
Red Hat Enterprise Linux と Microsoft Windows® が稼働する異種混在環境でシステムを設定および管理するために Ansible 自動化を使用するスキルを実証したい、システム管理者およびインフラストラクチャ・エンジニア
受験の前提条件
- Windows® システム管理の経験
- Linux コマンドライン環境での作業経験。Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) または同等の知識の保有者が推奨されますが、必須ではありません
- Microsoft Visual Studio や Vim などのエディターの使用経験、および Git などのソース管理ツールの利用経験があること
- Ansible Core とAnsible Automation Platform を理解していること
- 無料のスキルチェックを受けて、この試験の準備に最適なコースを確認してください。
トレーニング方法
Red Hat では、クラスルーム、オンライン、またはお客様のサイトなど、お客様に便利なトレーニング方法をご用意しています。
試験の内容
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Microsoft Windows Automation with Ansible - の受験者は、何の助けも借りずに、以下に挙げる作業を遂行できる必要があります。
試験の学習ポイント
以下に、試験の主な作業領域を示しますので、試験の準備にご活用ください。Red Hat は、認定試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。
受験者は、以下のタスクを実行する能力が求められます。
- Git および Ansible Automation Platform と連携する Microsoft VSCode の設定
- インベントリーを構築する
- Ansible Automation Platform を介して Microsoft Windows システムを管理用に設定する
- Ansible Automation Platform を設定して Microsoft Windows システムを管理する
- マシンとソースの資格情報を作成する
- Visual Studio Code を使用して Playbook を記述して実行する
- Git を使用し、 VSCode を通じて Git の基本的な操作を実行する
- インベントリーおよび資格情報の管理
- ホストグループを作成する
- ホストグループにシステムを割り当てる
- インベントリー変数を設定する
- ホストにアクセスするためのマシン資格情報を作成して設定する
- ソース管理資格情報を作成して設定する
- automation controller によるタスク実行の管理
- Playbook を記述して実行する
- プロジェクトを作成する
- ジョブテンプレートを作成する
- ジョブを起動する
- 変数およびファクトの管理
- 変数を使用して柔軟な Playbook を作成する
- Windows ホストからファクトを収集する
- タスク制御の実装
- ループと条件付きタスクを作成する
- タスク失敗を処理する
- ロールと Ansible Content Collections の使用
- ファイルのインクルードとインポート
- Ansible 自動化ロールを作成する
- Ansible Content Collections からロールとモジュールを取得する
- Microsoft Windows のタスクの自動化
- ローカルユーザーを管理する
- Windows でのソフトウェアインストールを自動化する
- Windows でファイルを作成/編集する
- Windows でサービス制御を自動化する
- Active Directory ドメインを管理する
- ストレージを管理および設定する
- タスクをスケジュールする
知っておくべきこと
準備
試験対策として Microsoft Windows Automatin with Red Hat Ansible (DO417) の受講を検討されることをお勧めします。このコースの受講は必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公式に保証していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。
試験の形式
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Microsoft Windows Automation with Ansible - は、実践的な実技試験で、実際の開発タスクを行う必要があります。試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。ノートや書籍、その他の資料も持ち込めません。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。
試験結果と通知方法
試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。 試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。
試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。
対象者と前提条件
試験の対象者
- Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Microsoft Windows® システムを管理する能力を実証したい、システム管理者およびインフラストラクチャ・エンジニア
- スキルセットをさまざまなプラットフォームに拡張したい Microsoft Windows® のプロフェッショナル
- 異種混在環境でのシステム管理に関する知識を実証したいアーキテクト
受験の前提条件
- Windows® システム管理の経験を推奨
- Linux コマンドライン環境での作業経験。Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) または同等の知識の保有者であることが推奨されます
- Microsoft Visual Studio Code® や Vim などのエディターの使用経験を推奨
- Git などのソース管理ツールの利用経験
- Ansible Core とAnsible Automation Platform を理解していること