Red Hat 技術者認定

Red Hat 認定アーキテクト

Jump to section

Red Hat® 認定アーキテクト (RHCA) とは、システム管理者および開発者のリストから選択した 5 つの追加認定試験に合格し、最新の状態に維持することで、最高レベルの認定を獲得している Red Hat 認定エンジニア (RHCE®)、Red Hat 認定エンタープライズ・マイクロサービス開発者 (RHCEMD)、または Red Hat 認定クラウドネイティブ開発者 (RHCCD) を指します。

Red Hat では、Red Hat 認定アーキテクト - Infrastructure - と Red Hat 認定アーキテクト - Enterprise Applications - の、2 種類の Red Hat 認定アーキテクト資格を獲得する機会を提供しています。受験者は、両方を取得するか、RHCA パスにはない別の希望する資格を取得するかを選択できます。

認定取得のために勉強している女性のイラスト

技術者認定の詳細

受験者へのガイダンス

推奨されている認定の組み合わせを検討する

RHCA プログラム要件は柔軟で、さまざまな関心やニーズに対応できます。それぞれのニーズに対処するために適した認定を判断するのは、Red Hat テクノロジーを使用する組織と、組織で働く IT プロフェッショナルです。

しかし、多くの IT プロフェッショナルや組織が、固有のニーズに最も適した認定は何か、Red Hat からアドバイスを求めようとしています。そこで認定の組み合わせを提案し、RHCA への道筋を示したり、採用担当者やマネージャーがチーム構築に必要なスキルを探しやすくしたりしています。

推奨する組み合わせは技術の進化や発展に従って変更される場合があるので、特定の組み合わせを狙い続けると他の認定を取得できないということに留意してください。もちろん、受験者が RHCE、RHCEMD、RHCCD のいずれであっても、またはどの認定も保有していなくても、提示したすべての認定を個別に獲得できます。*

「RHCE」および「RHCEMD および RHCCD」タブを開いて、既存の認定に合致し、補完する認定の組み合わせを確認してください。

*Red Hat 認定スペシャリスト - Enterprise Microservices Development - になるには、RHCCD の資格が必要です。

Red Hat ラーニングサブスクリプションで選択の幅を拡大する

RHCA の資格を得るためには、膨大な時間と努力が必要となります。そこで、この資格の取得に関心をお持ちの方には、最もコスト効率が良く柔軟な選択肢として、Red Hat ラーニングサブスクリプションをお勧めします。大きな利点として、RHCA になると Red Hat ラーニングサブスクリプションの Basic (LS120)、Standard (LS220)、Premium (LS520)、Developer (LS300) が 50% 割引* (「プログラム特典」) になるので、認定を最新に保ち、新たな認定を目指すことが容易になります。プログラム特典は、Red Hat ラーニングサブスクリプションの LS120、LS220、または LS300 の新規購入と更新の両方に適用されます。

*利用規約が適用されます。このプログラム特典は RHCA のみが対象であり、再販することはできません。対象となるサブスクリプションは、国ごとの提供状況によって異なります。このプログラム特典には、Red Hat エンタープライズ・ラーニングサブスクリプションは一切含まれません。プログラム特典は、対象サブスクリプションについて Red Hat がその地域で定めるメーカー希望小売価格 (「MSRP」) に対して適用されます。Red Hat ラーニングサブスクリプションの譲渡は禁じられており、他者への権利の譲渡や、他者による使用は許可されません。このプログラム特典は、他のプロモーション、オファー、割引プログラム、バンドル、クーポンとの併用はできません。Red Hat ラーニングサブスクリプションをトレーニングユニットで決済することはできません。Red Hat は、このオファーをいつでも変更または中止する権利を留保します。これらの利用条件に別段の定めがない限り、Red Hat エンタープライズ契約の付属文書 2A (https://www.redhat.com/ja/about/agreements) および関連する Red Hat トレーニングポリシー (https://www.redhat.com/ja/about/red-hat-training-policies) のすべての条件は、このオファーに関連して販売される Red Hat 製品に適用されるものとします。本文書で説明されているオファーの条件と Red Hat トレーニングポリシーの間に矛盾がある場合には、オファーを Red Hat が提供する期間中においては、オファーの条件を優先する形で、Red Hat の裁量において、その矛盾を解決できるものとします。このオファーは、法律で禁止された場合には無効となります。

RHCEMD および RHCCD

RHCEMD および RHCCD 向けのガイダンス

RHCA の資格は、Red Hat のミドルウェアおよびアプリケーション製品に関して幅広く深い知識とスキルがあることを証明したい Red Hat 認定エンタープライズ・マイクロサービス開発者 (RHCEMD) および Red Hat 認定クラウドネイティブ開発者 (RHCCD) に適しています。

RHCEMD と RHCCD は、エンタープライズ・アプリケーション・トラック内の任意の組み合わせを選択できます。「スキル」タブの開発者リストから 5 つ以上の資格を獲得すると、Red Hat 認定アーキテクト - Enterprise Applications - になります。

Red Hat 認定アーキテクト - Enterprise Applications - の取得に向けては、以下の認定を取得することを強くお勧めします (ただし必須ではありません)。

以降で推奨する組み合わせでは、この 2 つの認定が取得済みであることを前提としています。

アプリケーションの迅速化と統合プログラム

現代のエンタープライズ・アプリケーションは、かつてないペースで変化するビジネス要求に追いついていく必要があります。次のうち 3 つの認定を取得すると、開発サイクルを短縮し、新規アプリケーションと機能を統合して導入するペースを速めることができます。

DevOps、コンテナ、OpenShift のプログラム

DevOps の目的は、アイデアや機能リクエストがアプリケーションのユーザーの手に渡るまでの期間を短縮することです。開発者は、アプリケーションが実行される環境を決定し、今日チェックインされた変更を明日の実稼働用コードにできる、継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) パイプラインを作成できるようになりました。

以下の認定に加え、「スキル」タブの開発者リストから 3 つ以上の認定を取得すると、実稼働サイクルの高速化を促進できます。

 

RHCE

RHCE 向けのガイダンス

Red Hat Enterprise Linux およびその他の Red Hat 製品全般に関して幅広く深い知識とスキルがあることを証明したい Red Hat 認定エンジニア (RHCE) は、RHCA の資格を取得するメリットがあります。

RHCE は RHCA インフラストラクチャリストから認定の任意の組み合わせを選択でき、「スキル」タブのシステム管理者リストから 5 つ以上の認定を取得すると、Red Hat 認定アーキテクト - Infrastructure - になれます。

基本の資格に加えて 5 つ以上の資格を獲得すると、RHCA の上位の資格を得られます。たとえば、RHCD、RHCEMD、RHCCD 以外に 6 つの資格を取得すると、この 6 つの資格が最新の状態であれば RHCA レベル II の称号を得られます。資格のうち 1 つが最新ではなくなると、RHCA はレベル I になり、さらに別の資格が最新ではなくなると、RHCA ステータスは適用されなくなります。

オプションの詳細学習領域は次のとおりです。

オープン・ハイブリッドクラウドのプログラム

Red Hat では、オープン・ハイブリッドクラウドが現在および将来のエンタープライズ・コンピューティングであると考えています。アジリティ、柔軟性、コスト抑制が求められることから、選択肢を用意することが必須です。

次のうち 5 つの認定を取得すると、ビジネス要件に最適な方法で組織をクラウドに移行する準備が整います。

DevOps、コンテナ、OpenShift のプログラム

コンテナによって、アプリケーションの開発、テスト、デプロイ方法が変化しました。Red Hat® OpenShift Container Platform は Red Hat によるコンテナの処理基盤です。

アプリケーション開発サイクルを短縮したい組織にとって、コンテナはぴったりの解決策です。しかし、継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) パイプラインを作成するにはコンテナだけでは不十分で、自動化も必要です。DevOps は、レガシーアプリケーションを新しいクラウドネイティブのアプリケーションとインフラストラクチャに、迅速な反復 IT サービスデリバリーで結び付ける自動化へのアプローチです。

DevOps、コンテナ、OpenShift の推奨では、現代のアプリケーションを多用する状況で成功するために必要な学習内容をカバーしています。この 4 つの資格と、システム管理者リストから 1 つ以上の資格を取得すると、組織がアプリケーションを顧客に提供する方法を変革できるようになります。

テレコクラウドのプログラム

ソフトウェア・デファインド・ネットワーク (SDN) とネットワーク機能仮想化 (NFV) は、通信業界を変革し、旧式で柔軟性のないハードウェアベースのソリューションを柔軟な仮想化ベースのソリューションに置き換えています。Red Hat OpenStack Platform とその他の Red Hat テクノロジーは、現在および将来の通信業界に欠かせない要素です。今日の通信業界における IT プロフェッショナルに必要なスキルと知識を実証するには、次の認定資格の取得をお勧めします。

Linux 熟達者向けプログラム

Red Hat® Enterprise Linux® の信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンス、管理性は、多数の Red Hat テクノロジーの中核をなしています。「熟達」とは軽々しい意味では使っていません。Linux を深く掘り下げて集中して習得するには、この中から 5 つの資格を選択してください。

 

試験

スキルと知識をテストしましょう

RHCA 取得へ向けた最良のトレーニングパスは、学習者やチームが目指す認定によって異なります。Red Hat では、すべての認定試験に対応した内容のコースを複数のトレーニング方法で提供しています。

以下に示す試験内容に加えて、全コースのリストを参照して、目指す認定に最適なトレーニング方法を見つけてください。

RHCE が RHCA ステータスを取得して維持するには、以下の試験のうち、少なくとも 5 つに合格して、関連する認定資格を最新に維持する必要があります。

RHCEMD または RHCCD が RHCA ステータスを取得して維持するには、以下の試験のうち、少なくとも 5 つに合格して、関連する認定資格を最新に維持する必要があります。

 

ご不明な点についてはお気軽にお問い合わせください