お客様導入事例

キャップジェミニ、Red Hat OpenShift をベースとするブループリントで、銀行の迅速なモダナイゼーションを支援

赤い背景に吹き出しが描かれた紫色のセルフサービスキオスク
キャップジェミニのロゴ

業種:
IT サービスとコンサルティング

地域:
グローバル/複数地域

本社:
フランス、パリ

規模:
従業員数 42 万人、50 カ国以上に拠点が所在 

キャップジェミニは、AI を活用したビジネスおよびテクノロジー変革のグローバルパートナーです。60 年近くにも及ぶ確固たる実績を持つキャップジェミニは、深い業界専門知識と広範なパートナーエコシステムを活用し、戦略、テクノロジー、設計、エンジニアリング、ビジネス運用といった分野における能力を駆使して、目に見えるビジネス価値を実現するエンドツーエンドのサービスとソリューションを提供しています。 

キャップジェミニは 30 年以上にわたってコアバンキング・プラットフォームのモダナイゼーションに取り組んでおり、世界中で 125 件以上の実装を手掛けてきました。この専門的な知識と経験が認められ、2026 年の Red Hat Ecosystem Innovation Award において、Hybrid Cloud Everywhere Partner of the Year を受賞しました。 

キャップジェミニは、金融機関がモダナイゼーションの目標を達成できるよう支援するため、Red Hat® OpenShift® をベースとする実績のあるブループリントを構築しました。このモデルはすでに複数の銀行に導入されており、プロビジョニングを最大で 85% 高速化するとともに運用コストの削減により効率性を向上させ、さらに規制要件へのコンプライアンスを単純化します。キャップジェミニのブループリントを活用することで、銀行はスケーラビリティとアジリティに優れた環境のメリットを迅速に享受でき、その結果レジリエンスの強化とイノベーションの加速を実現できます。 

課題

進化する顧客の期待と厳格化する規制要件への対応

顧客の期待の高まり、規制要件の厳格化、運用コストの増加により、銀行が受けるプレッシャーはますます大きくなっています。世界中の多くの金融機関は、依然として従来のモノリシックなシステムによる制約を受けており、先進的なデジタル・プラットフォームとの統合、成長目標に合わせた拡張、急速なデジタルイノベーションへの対応に苦慮しています。こうした制約は、市場の変化への対応、タイムリーな新サービスの起動、そして顧客が当たり前に期待するようになった一貫性のあるカスタマーエクスペリエンスの提供を困難にしています。

金融サービス業界の組織はいずれも同様の課題に直面しています。銀行が真にモダナイゼーションするために必要なのは、効果的なスケーリング、迅速なイノベーション、アジリティに優れた運用を可能にするクラウドネイティブな機能です。そこで、多くの銀行は長期的な成長とレジリエンスを支えるために、テクノロジー基盤の見直しを進めています。

ソリューション

銀行業務をモダナイズするための、統一的でスケーラブルな、未来を見据えたブループリントを確立

キャップジェミニは、金融サービス業界のモダナイゼーションに向けた、統一的で未来を見据えたブループリントを確立しました。このブループリントは、Red Hat OpenShift とコンテナ化された運用モデルを基盤としています。キャップジェミニが Red Hat OpenShift を選択したのは、セキュリティ重視の姿勢、規制への対応力、オープンソースの柔軟性が理由です。Red Hat OpenShift はこのブループリントにおいて、オンプレミス・データセンターとパブリッククラウド環境の両方にまたがるハイブリッドクラウド基盤として機能します。

キャップジェミニは、コアバンキングに関する深い専門知識と、Red Hat に特化した同社のセンター・オブ・エクセレンスの専門的な能力を組み合わせることで、銀行がコアバンキング・プラットフォームをより効率的にコンテナ化し、モダナイズできるよう支援します。Red Hat OpenShift はこのソリューションの一環として使用され、継続的インテグレーションと継続的デプロイメント (CI/CD)、Infrastructure as Code (IaC) 機能、および自動デプロイのためのツールと統合されています。 

キャップジェミニはすでに複数の銀行と連携してこのモデルを実装し、DevOps 文化の導入と、アプリケーション開発およびモダナイゼーションに対するクラウドネイティブなアプローチへの移行を支援しています。「OpenShift をベースとする当社のソリューションは、クラウドネイティブかつスケーラブルな、未来を見据えたアーキテクチャを銀行に提供し、地域や部門を横断したモダナイゼーションのモデルとして機能します」と、Capgemini Financial Services のバイスプレジデントで IBM および Red Hat Hybrid Cloud CoE の統括責任者である Ajay Walgude 氏は述べています。 

キャップジェミニが使用したソフトウェアとサービス

AI を象徴する、3D バージョンの OpenShift のロゴの上に浮かぶ赤い 3D のキラキラマーク

Red Hat OpenShift

ビジネス成果

効率性、レジリエンス、イノベーションの向上を支援

キャップジェミニが確立した銀行業務のモダナイゼーションのためのブループリントはすでに複数の金融機関に導入されており、旧来の制約に縛られていた銀行がクラウドネイティブなイノベーションへと迅速に移行するのを支援しています。「このブループリントは実績のある再現可能なアプローチに支えられており、銀行は大規模なモダナイゼーションを実現する上で必要な自信、スピード、長期的なレジリエンスを得ることができます」と、Capgemini Financial Services の EVP でクラウ​​ド統括責任者である Ravinder Khokhar 氏は述べています。 

このブループリントを採用した銀行では、プロビジョニングのスピードが最大 85% 向上したり、デプロイのサイクルが 2 週間から 2 日まで短縮されたりするなど、目に見える形で効率性が向上しています。オンデマンドパイプラインと自動化によって運用コストも削減され、ランタイムオーバーヘッドが低減されるとともに、一貫性と信頼性が向上しています。同時に、設計段階からコンプライアンスを重視するアプローチにより、規制要件への対応とリスクエクスポージャーの低減が図られています。

このモデルのメリットは、開発者やアプリケーションユーザーにも及びます。自動化された CI/CD パイプラインとクラウドネイティブな高可用性 (HA) によりデプロイの迅速化とシステム信頼性の向上が実現するのに加え、開発者は日常的な運用業務から解放されてイノベーションに注力できるようになります。キャップジェミニが Red Hat OpenShift 上に構築したモデルを利用することで、銀行はよりアジリティとスケーラビリティに優れた環境を手に入れ、運用パフォーマンスとレジリエンスを通じて、よりスムーズなカスタマーエクスペリエンスを実現できます。

関連資料

マイクロソフトのロゴ

Microsoft Azure Red Hat OpenShift が Banco Bradesco のスケーラブルな生成 AI を支える

One Technology ロゴ

One Technology、戦略的な IT 自動化を通じて政府機関の効率を最大化

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Google Cloud と Red Hat、ハードウェアの柔軟性を活用してデジタルメディアプロバイダーの AI コスト削減を支援

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Everpure、VM とコンテナに対応する統合プラットフォームで、製造業者が従来の 3 倍のスピードでアプリを提供できるよう支援

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Innovators in the Open のロゴ

オープンソースはイノベーションの原動力です。Red Hat のお客様の実績は、まさにこの事実を裏付けるものであり、オープンソース・テクノロジーを使用して変革を推進しています。このような「オープン分野のイノベーター」とも呼ぶべきお客様の事例をご紹介します。