DO289

Red Hat OpenShift Developer II: Building and Deploying Cloud-native Applications + 認定試験

概要

説明

コンテナ化アプリケーションを Red Hat OpenShift で設計、構築、デプロイする

Red Hat OpenShift Development II: Containerizing Applications + 認定試験 (DO289) では、コンテナ化されたソフトウェア・アプリケーションを OpenShift® クラスタで設計、構築、デプロイする方法を学びます。

既存アプリケーションの移行や、コンテナネイティブ・アプリケーションの開発において、Red Hat® OpenShift Container Platform を使用して開発者の生産性を向上させる手法を習得できます。Red Hat OpenShift Container Platform は、エンタープライズによるコンテナのデプロイメント管理および Kubernetes を使ったアプリケーションのスケーリングを可能にするコンテナ化アプリケーション・プラットフォームです。

このコースで学習するスキルは、Red Hat OpenShift on AWS (ROSA)、Azure Red Hat OpenShift (ARO)、Red Hat OpenShift Container Platform など、OpenShift のすべてのバージョンの使用に適用できます。

このコースは Red Hat OpenShift 4.12 に基づいています。このコースには Red Hat 認定 OpenShift アプリケーション開発者試験 (EX288) が含まれています。

学習内容サマリー

  • Red Hat OpenShift Web コンソールでの開発者向け機能
  • Red Hat OpenShift のコンテナイメージをビルドして公開する
  • Red Hat OpenShift でコンテナのデプロイメントを管理する
  • Red Hat OpenShift でマルチコンテナ・アプリケーションを作成、デプロイする
  • Helm Chart と Kustomize を使用してマルチコンテナ・アプリケーションをデプロイする
  • アプリケーションの信頼性の監視および向上を目的としたヘルスチェックを作成する
  • Red Hat OpenShift Pipelines を使用して CI/CD ワークフローを作成する

コース対象者

  • エンタープライズ・アプリケーション開発者
  • DevOps SRE (サイト信頼性エンジニア)

コース受講の推奨条件

テクノロジー上の留意事項

  • このコースでは、Red Hat Online Learning (ROL) クラウドでプロビジョニングされたラボ環境を使用します
  • 実習やラボの実行にはインターネットアクセスが必要です

学習内容

学習内容

開発者向け Red Hat OpenShift Container Platform
Red Hat OpenShift のアーキテクチャ、概念、用語を定義し、開発者環境を設定します。
シンプルなアプリケーションのデプロイ
Red Hat OpenShift Web コンソールとコマンドラインツールを使用して、シンプルなアプリケーションをデプロイします。
Red Hat OpenShift のコンテナイメージをビルドして公開する
コンテナレジストリを使用して、コンテナイメージのライフサイクルを構築、デプロイ、管理します。
Red Hat OpenShift ビルドの管理
Red Hat OpenShift のビルドプロセスについて説明し、コンテナイメージをビルドします。
Red Hat OpenShift デプロイメントの管理
Red Hat OpenShift のさまざまなデプロイメント戦略と、アプリケーションの状態を監視する方法について説明します。
マルチコンテナ・アプリケーションのデプロイ
Red Hat OpenShift テンプレート、Helm Chart と Kustomize を使用してマルチコンテナ・アプリケーションをデプロイします。
Red Hat OpenShift Pipelines を使用した継続的デプロイ
Red Hat OpenShift Pipelines を使用して CI/CD ワークフローを実装します。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについて不明な点については、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください。

成果

組織にとっての効果

このコースでは、既存アプリケーションの OpenShift への移行や新しいクラウドネイティブ・アプリケーションの開発を行うアプリケーション開発者を対象に、コンテナ化アプリケーションの設計、構築、デプロイに不可欠なスキルを提供します。コンテナベースのアーキテクチャを使用して DevOps の潜在的な可能性を実証することで、組織的な変革およびデジタル・トランスフォーメーションへの突破口を開きます。

開発者が MVP (実用最小限の製品) の市場投入までの時間をどのようにして短縮するかを模索する中で、コンテナと OpenShift は、瞬く間にアジャイル開発とアプリケーション・デプロイメントのデファクト・ソリューションになりました。コンテナベースのアーキテクチャを Kubernetes および Red Hat OpenShift と連携させると、アプリケーションの信頼性とスケーラビリティが向上するとともに、開発者のオーバーヘッドが減少し、継続的デプロイメントが促進されます。Red Hat OpenShift では、Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) を使用して AWS で、Azure Red Hat OpenShift を使用して Microsoft Azure で、パブリッククラウドまたは顧客のデータセンター環境で実行されるセルフマネージド型の Red Hat OpenShift Container Platform として、これらのアプリケーションを一貫して開発およびデプロイする機能を提供します。

このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

個人にとっての効果

Red Hat OpenShift Container Platform のアプリケーションのコンテナ化、スケーリング、デプロイ、管理の基本概念を学ぶことができます。以下のスキルを習得できます。

  • アプリケーションをコンテナ化するためのコンテナイメージの設計
  • コンテナを構築、デプロイ、管理するさまざまな方法
  • マルチコンテナ・アプリケーションのデプロイ
  • システムの信頼性向上を目的としたヘルスチェックの実施
  • 継続的デリバリーのための自動化パイプラインの作成と実行

推奨される次の試験またはコース

スキルパス

Red Hat ラーニングサブスクリプションをご利用いただくと、このコースを受講できるほか、オンラインの学習リソースをオンデマンドで無制限に通年利用できます。