DO374

Developing Advanced Automation with Red Hat Ansible Automation Platform

概要

コースの説明

Red Hat Ansible Automation Platform のコンテナに特化した新しいツールを使用して推奨プラクティスを適用することで、Ansible のスキルを向上させ、スケーリング可能な自動化を開発できます。

Developing Advanced Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO374) は、自動化コンテンツの開発者が、Red Hat® Ansible Automation Platform のコンテナに特化した新しいツールを活用して、Automation controller で管理できる自動化を効率的に開発できるように設計されています。再利用可能なコード、高度な Playbook 手法、共有実行環境を使用し、automation content navigator によるスケーラブルな自動化の準備をするための自動化開発の推奨プラクティスについて学習します。

このコースは Red Hat Ansible Automation Platform 2.2 に基づいています。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセス権が付与されます。

注:このコースは、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、お住まいの地域を選択して、右側のメニューの「詳細はこちら」をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • automation content navigator の機能を活用した Ansible Playbook の開発
  • Ansible を使用して、効果的かつ効率的な自動化のための推奨プラクティスを適用
  • Red Hat Ansible Automation Platform の高度な機能を使用して、フィルタやプラグインなどのデータと連携
  • ローリングアップデートとしての Ansible Automation の実行
  • automation execution environment を作成して、自動化コードの実行に必要な依存関係をバンドルして配布する

コース対象者

このコースは、自動化コンテンツを作成するユーザーを対象としています。該当する職務には次のようなものがあります。

  • 開発者
  • DevOps エンジニア
  • Linux システム管理者
  • Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Linux 環境でアプリケーションおよびサービスの自動化、プロビジョニング、設定、デプロイを行うための基本的な専門知識を持つその他の IT プロフェッショナル

推奨トレーニング

テクノロジー上の留意事項

  • BYOD/BYDW もインターネット接続も不要(VT/ROLE への SSH アクセスの実装には、その目的のためにインターネットが必要です)。

学習内容

学習内容

Ansible Automation Platform 2 による Playbook の開発
推奨されるプラクティスに従って、Ansible Playbook を Red Hat Ansible Automation Platform 2 で開発します。
Content Collections と実行環境の管理
既存の実行環境から取得するか、Automation Hub からダウンロードして、ansible-core に含まれていないコンテンツコレクションを使用する Playbook を実行します。
Automation Controller による Playbook の実行
automation controller の概要を説明し、これを使用して、automation content navigator で開発した Playbook を実行します。
Ansible 構成設定の操作
開発の単純化や問題のトラブルシューティングのための Ansible および automation content navigator の構成を確認して調整します。
インベントリーの管理
Ansible の高度な機能を使ってインベントリーを管理します。
タスク実行の管理
Ansible Playbook によってタスクの実行を制御および最適化します。
フィルターとプラグインを使用したデータ変換
フィルタとプラグインを使用して、変数内のデータを追加、操作、および管理します。
ローリングアップデートの調整
Ansible の高度な機能を使用してローリングアップデートを管理することで、ダウンタイムを最小限に抑え、Ansible Playbook の保守性と簡潔さを確保します。
Content Collections と実行環境の作成
独自の Ansible Content Collections を作成して公開し、カスタム実行環境に埋め込み、automation controller を使用して Playbook で実行します。

成果

組織にとっての効果

このコースは、以下のためのスキルを開発することを目的としています。

  • 再利用可能なコードにより、組織全体に自動化を浸透させる
  • 新しいコンテナ化されたアーキテクチャで、大規模なエンタープライズ環境に容易に拡張できる自動化を作成する

このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

個人にとっての効果

Red Hat Ansible Automation Platform を使用して、大規模なチームや複雑な組織に拡張できる方法で自動化を開発します。このコースでは、Playbook を効果的に管理および最適化するスキルを獲得し、実行環境とコレクションを作成して共有し、自動化ライフサイクルを管理するために automation content navigator を使用する方法を学習します。

推奨される次の試験またはコース

Red Hat Certified Specialist in Developing Automation with Ansible Automation Platform exam (EX374)
Red Hat Services Management and Automation (RH358)
Microsoft Windows Automation with Red Hat Ansible (DO417)
Ansible for Network Automation (DO457)
Managing Enterprise Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO467)
 

Red Hat ラーニングサブスクリプションをご利用いただくと、このコースを受講できるほか、オンラインの学習リソースをオンデマンドで無制限に通年利用できます。