DO467
Managing Enterprise Automation with Red Hat Ansible Automation Platform
概要
コースの説明
複雑な Red Hat Ansible 自動化ワークフローを大規模に管理し、単一障害点を回避します。
Managing Enterprise Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO467) は、一元化された自動化の実行を大規模にデプロイ、制御、サポートしたいと考えている経験豊富な Ansible 自動化エンジニア、DevOps 担当者、および Linux システム管理者を対象としています。受講者は Red Hat Ansible Automation Platform 2 を使用して Ansible 自動化をスケールアップします。また、Automation controller をデプロイして自動化ワークフローを一元管理し、Automation mesh をデプロイして実行キャパシティの拡張と分散を行い、プライベート Automation Hub をデプロイして Ansible Content Collections と Automation execution environment を管理して自動化開発者が使用できるようにします。Ansible Automation Platform の高可用性を確保するための大規模自動化クラスタの設計とアプローチについても説明します。
このコースは Red Hat Ansible Automation Platform 2.2 に基づいています。
コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。
注:このコースは、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、お住まいの地域を選択して、右側のメニューの「詳細はこちら」をクリックしてください。
学習内容サマリー
- Red Hat Ansible Automation Platform 2 のアーキテクチャについての議論
- Red Hat Ansible Automation を一元的に調整およびスケーリングするための Automation controller とプライベート自動化ハブのインストールと設定
- Red Hat Ansible Automation Platform と一元化された Git リポジトリサービス (GitLabなど) の統合
- Red Hat Ansible Automation Platform サービスでのユーザー、チーム、アクセス権の管理
- 以前のジョブの成功または失敗に基づいて自動化を実行するワークフローの作成と管理
- Automation controller とリモート実行ノード間で実行を分散するための Automation mesh の設定と管理
- Red Hat Ansible Automation Platform サービスのトラブルシューティングとメンテナンス
- 大規模な自動化クラスタの高可用性とスケーラビリティを確保するための推奨事項に関する説明
コース対象者
このコースは、組織で Ansible Automation インフラストラクチャを提供、管理、保守する必要がある、次のような役割を持つユーザーを対象としています。
- Ansible 自動化エンジニアとアーキテクト
- 自動化運用をサポートする Linux システム管理者
- DevOps エンジニア
受講の前提条件
- 無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに適切かどうかを確認してください。
- Red Hat Enterprise Linux 8 で Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) を取得済み、または同等の Ansible の使用経験を有する
- Developing Advanced Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO374) を履修済み
- EX374 を受験して Red Hat Ansible Automation Platform 2 で Red Hat 認定スペシャリスト - Developing Automation with Ansible Automation Platform - を取得済み
テクノロジー上の留意事項
- インターネット接続は推奨されますが必須ではありません。
学習内容
学習内容
Red Hat Ansible Automation Platform のインストール
Red Hat Ansible Automation Platform の概要を説明し、automation controller と Automation Hub の基本インストールを実行します。
ユーザーアクセスを管理する
ユーザーアカウントを作成して automation controller および Automation Hub のチーム/グループに編成し、各サービスのリソースの管理とアクセスの権限を割り当てます。
インベントリーおよびマシン資格情報の管理
管理するマシンのインベントリーを作成し、automation controller の実行ノードがログインしてそれらのシステム上で Ansible ジョブを実行できるよう、必要な資格情報を設定します。
プロジェクトの管理と Ansible ジョブの起動
Web UI でプロジェクトとジョブテンプレートを作成し、これらを使用して git リポジトリの Ansible Playbook を起動し、管理対象ホスト上のタスクを自動化します。
高度なジョブ設定の設定
automation controller の高度な機能を構成し、ジョブの実装の効率と効果を向上させます。
ジョブワークフローの構築
ジョブテンプレートの高度な機能を使用して、パフォーマンスの向上、ジョブのカスタマイズの単純化、複数ジョブの起動、反復ジョブの自動スケジュール、ジョブ結果の通知を実行します。
高度なインベントリーの管理
スクリプトから、または automation controller スマートインベントリー機能から動的に生成されたインベントリーを管理します。
Ansible Automation Platform の設定の自動化
Ansible Content Collections、automation controller API、Git Webhook を使用して、Red Hat Ansible Automation Platform サービスの構成とデプロイメントを自動化します。
Red Hat Ansible Automation Platform のメンテナンス
Red Hat Ansible Automation Platform の定期的なメンテナンスと管理を行います。
自動化のパフォーマンスに関する洞察の取得
Red Hat Insights for Red Hat Ansible Automation Platform から情報を取得して、Ansible 自動化のパフォーマンスの評価と改善点の特定を行います。
大規模な Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントの構築
高可用性技術と Automation mesh を使用して、Red Hat Ansible Automation Platform のデプロイをスケールアップします。
理解度の確認
このコースで習得したスキルを実証するため、指定された仕様、Ansible プロジェクト、プロビジョニングして管理するホストを使用して Automation controller でプライベート Automation Hub の設定と新しい組織の設定および運用を行います。
成果
組織にとっての効果
Ansible 自動化インフラストラクチャの効率的で信頼できる管理をデプロイして、組織内の組織の IT 自動化を効率化し、コスト削減を促進し、運用効率を向上させることができます。
このトレーニングの効果
このコースを受講すると、Red Hat Ansible Automation Platform 2 の Automation controller、プライベート Automation Hub、Automation mesh コンポーネントをインストールおよび管理して、より大規模に拡張可能な Ansible 自動化サービスを組織のためにデプロイおよび運用する方法を学ぶことができます。