準備
Red Hat では、準備として Red Hat システム管理 I (RH124)、 Red Hat システム管理 II (RH134)、および Red Hat システム管理 III: Linux Automation with Ansible (RH294) の受験を検討することをお勧めします。コースを受講することは必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。
試験の形式
この実践的で実用的な試験では、Red Hat Ansible Engine を使用して現実的なタスクを実行することが求められます。与えられた複数のシステムで Ansible Engine をインストールして構成し、実際の業務で行うものと類似した標準的なシステム管理タスクを実行する必要があります。
Ansible Playbook を作成し、この Playbook を使用してシステムの特定のロールと動作を設定します。作業内容は、試験中に作成された Playbook を新たにインストールされたシステムに適用し、このシステムとサービスが指定どおりに動作するかどうかを検証することで、評価されます。
試験中に、試験の目的に関して達成すべきタスクの一覧が提供されます。ほとんどの場合、それぞれのタスクで最終的に達成すべき状態が説明されています。試験結果は、システムが指定された基準に達しているかどうかに応じて評価されます。
試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。ノートや書籍、その他の資料も持ち込めません。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。
この試験は、リモート試験形式としてバーチャルに受験することもできます。リモート試験の詳細をご覧になり、適切な受験形式をご検討ください。
試験結果と通知方法
試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。
試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。