Red Hat 認定資格の更新
スキルと認定資格を最新に維持
Red Hat® 認定プロフェッショナル (RHCP) は、どれほど困難な IT 課題にも立ち向かえるスキルを備えていることが実証されています。その認定資格は、厳格な実技ベースの試験によって検証され、確かな実力の裏付けとなっています。
認定資格を最新の状態に保つ方法
認定資格を最新の状態に維持する方法
IT プロフェッショナルにとって、スキルと知識を定期的に活用し、常に使える状態にしておくことが欠かせません。新技術や改良された技術にも追いつく必要があります。Red Hat の RHCP に対するポリシーは、こうした期待に応えます。
認定資格のタイプに応じて、資格を最新に維持する方法はさまざまです。どの場合でも使える方法は、試験を再受験して、関連する認定資格を更新することです。場合によっては、他の認定を取得することで認定を最新の状態にすることができ、その場合は新しい分野にまでスキルと知識を広げられます。これは IT キャリアで成功を収めるために重要性が増している方法です。
認定資格を選ぶ
最新の状態に維持する方法を確認
Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA)
RHCSA は、システム管理に関する Red Hat のすべての認定資格の中核です。
次のいずれかの方法で RHCSA を最新の状態に維持できます。
- Red Hat 認定システム管理者認定試験 (EX200) に再度合格する
- 現行の RHCSA として Red Hat 認定エンジニア認定試験 (EX294) に合格して、Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) 認定を取得する
- RHCE が現行の RHCE を維持しながら、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を取得する際の前提条件となるいずれかの認定試験に合格する
注意:RHCE、または条件を満たす他の認定を得ると、RHCSA が最新ではなくなる日付が、追加の認定を取得した日付から 3 年後に先延ばしされます。ただし、これによって RHCSA - Red Hat OpenStack® - および RHCE - Red Hat OpenStack - が最新の状態に維持されることはありません(下記を参照してください)。
Red Hat 認定エンジニア (RHCE)
次のいずれかの方法で RHCE 認定資格を最新の状態に維持できます。
- 現在有効な RHCSA として RHCE 試験 (EX294) に合格して、RHCE 認定を取得する
- RHCE が現行の RHCE を維持しながら、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) - Infrastructure - を取得する際の前提条件となるいずれかの認定試験に合格する
注意:RHCE 以外の追加の認定を得ると、RHCE と RHCSA の両方について最新ではなくなる日付が、追加の認定を取得した日付から 3 年後に先延ばしされます。ただし、追加で取得したこれらの認定によって、RHCSA - Red Hat OpenStack - および RHCE - Red Hat OpenStack - が最新の状態に維持されることはありません(下記を参照してください)。
Red Hat 認定スペシャリスト
他の Red Hat 認定資格と同様、すべての Red Hat 認定スペシャリスト認定資格は 3 年間有効とされます。ただし、該当する各認定試験を受験して合格した場合に限り、最新の状態を維持できます。
Red Hat 認定アーキテクト (RHCA)
RHCA は Red Hat の最上位の認定資格で、最新状態を維持する要求は厳しいものです。RHCA は RHCE または RHCJD に加えて条件を満たす 5 つの認定資格を保有する必要がありますが、獲得した資格と同じ 5 つの認定資格を維持する必要はありません。新しいエキスパート認定を獲得し、以前獲得したエキスパート認定は更新しないでおく (つまり、最新の状態ではなくなる) ことができます。
RHCE または RHCJD 以外に条件を満たす 6 つ以上の認定資格を取得している場合、上位レベルの RHCA を獲得できます。以下に例を示します。
- RHCE 以外に 7 つの認定資格を取得している場合、RHCA レベル III になります。
- いずれか 1 つが最新状態ではなくなると、RHCA レベル II になります。
- また別の認定資格が最新状態ではなくなると、最新の認定資格は 5 つになり、RHCA になります。
- 条件を満たす最新の認定資格が 4 つ以下になると、RHCA のステータスを失います。ただし、過去の認定試験を再受験するか、新しいエキスパート認定試験を受験すると、簡単に復帰できます。
受験方法
Red Hat では、認定資格を更新するためのテスト方法を複数用意しています。
クラスルーム試験
Red Hat テスト施設に用意されたクラスルーム環境で実践的な試験を受けます。監督官が監視し、Red Hat が事前設定したハードウェアを使用します。
個人用試験セッション
実技形式の試験をリモートで、あるいは Red Hat または Red Hat パートナーの施設にて安全で事前設定されたテスト用ステーションで受験します。都合のよい日時を選べます。
オンサイトの試験
受験者の拠点で認定試験を受けられるので、柔軟性が高く便利な試験です。
認定ツールキット
必要な情報がすべて一堂に
取得したい認定資格の調査や登録作業の負担を軽減するために、Red Hat がさまざまな方法でお手伝いいたします。