お客様事例

バークレイ、競争力維持のためアジャイルな DevOps カルチャーを採用

Barclays

会社概要

業界: 金融サービス
地域: EMEA
所在地: 英国ロンドン
企業規模: 従業員 129,000 名

私たちは、製品を市場に送り出すための時間をこれまでになく短縮するとともに、市場のトレンドへの対応力を高める必要があります。私たちは、未来の銀行を目指しています。

Simon Cashmore 氏、バークレイ、PaaS ミドルウェアエンジニアリング主任

会社について

バークレイは、ロンドンを拠点としてグローバルな金融サービスを提供する会社です。最新のデジタルサービス提供を巡って混迷する業界の中、規制強化と増大する市場の需要とに立ち向かわなければなりませんでした。技術革新と生産性向上を視野に入れつつ、バークレイはクラウドプログラムの一部として Application Platform-as-a-Service (aPaaS) を構築することに着手しました。Red Hat® OpenShift Container Platform や Red Hat のその他のソリューションを活用して、IT インフラストラクチャを更新し、アプリケーション開発に DevOps のアジャイル型アプローチを採用しました。それにより、開発者は、オンデマンドかつセルフサービスの能力を伸ばすことができました。結果として、銀行の効率とアジャイル性が向上し、技術革新が促進され、競争力を維持することができました。

2017 年 Red Hat Innovation Award 受賞者

バークレイ、Red Hat と DevOps により競争力の点で優勢を維持

バークレイは、Red Hat のさまざまなソリューションと DevOps アプローチを利用することにより、技術革新を促進し、速度や生産性を高めて競争力を維持しました。

成功への道のり

課題: 市場の需要に絶えず応じていく

業界とライバルの圧力に面して、バークレイは業務の応答性を高める必要がありました。「私たちは、製品を市場に送り出すための時間をこれまでになく短縮するとともに、市場のトレンドへの対応力を高める必要があります」と、バークレイの Platform-as-a-Service (PaaS) ミドルウェアエンジニアリング主任 Simon Cashmore 氏は語ります。私たちは、未来の銀行を目指しています。バークレイ社は、IT 環境とそのカルチャーを更新して、最高のツールをフル活用すると共に、銀行業務に関して最高の人材を採用するようにしました。「アプリケーションの動的作成方法を追求し、基盤となるハードウェアやソフトウェア、そしてスタッフの活用度を高めることを目指しました」。

ソリューション: テクノロジーとカルチャーのモダナイズ

バークレイ社が採用した DevOps アプローチは、技術担当のチームと業務のチームとが協力して継続的な開発作業をすることにより、顧客と市場の需要に迅速に対応するというものです。銀行のクラウド戦略の一部として、従来のミドルウェアを、Red Hat OpenShift Container Platform によるオンプレミス aPaaS で置き換えることにしました。このソリューションにより開発チームは、アプリケーションの開発とホスティングのための、セキュリティの点でも一貫性の点でもスケーラビリティの点でも向上したプラットフォームを手に入れました。ソリューションの設計と構築、またチームのトレーニングに関して、Red Hat から銀行の現場にサポート要員が派遣されました。「このプロジェクトは旅路のようなものでした。初期プラットフォームをデプロイするということは、テクノロジーを選択すると同時に、社内エンドユーザーがそのテクノロジーをどう適用すればいいかを理解するということでもありました」と Cashmore 氏は語っています。

結果: クラウドの旅のサポート

新しい DevOps アプローチと aPaaS 環境により、バークレイ社の開発者の作業効率が上がり、更新や新機能を短時間でリリースすることができるようになりました。セルフサービスの能力により、プロビジョニングの時間が週単位から時間単位にまで短縮され、IT スタッフがルーチンタスクではなく新しい価値あるプロジェクトに携われるようになっています。これらの改善により、銀行の社内ユーザー、それもロンドンだけでなく世界中のユーザーの効率が向上しました。「Red Hat OpenShift Container Platform のおかげで、アジャイル性が高まりました」と Cashmore は言います。「アイディアを思いついたら、それを試し、失敗と学習を経て調整を加えることができま。カルチャーとしてこれは大きな変化です」。銀行では、さらに一歩進んでパブリッククラウドコンピューティングへと踏み出し、パブリッククラウドでもプライベートクラウドでも同じサービスを提供することを計画しています。

技術畑の人たちには、改良を目指し、実際に得た結果を注意深く観察するという態度が本質的に備わっているように思います。特に自動化については、ほんの数ステップでテスト環境を立ち上げることができるかを同僚に示す時に、あれこれ測定値を持ち出さなくても、彼らがテクノロジーの成果を目の当たりにして顔を輝かせるのを見ることができるのです。

Stephen Ffletcher 氏、バークレイ社チャネルエンジニアリング DevOps 主任エンジニア