DO481
Multicluster Management with Red Hat OpenShift Platform Plus + 認定試験
概要
コースの説明
クラスタ全体の自動化、ガバナンス、セキュリティでコンテナ管理機能を強化
Multicluster Management with Red Hat OpenShift Platform Plus では、OpenShift クラスタのフリートで実行される多様なアプリケーションのメンテナンスを行うために必要なスキルを習得します。アプリケーションは、容量と重要度に基づくルールに従って配置されます。クラスタ設定は、ガバナンスおよびセキュリティポリシーに準拠します。あらゆるものが DevOps の原則に従って自動化されます。
このコースは、Red Hat OpenShift Container Platform 4.10 と Red Hat Advanced Cluster Management 2.4 に基づいています。このコースには、Red Hat 認定スペシャリスト試験 - MultiCluster Management - (EX480) が含まれています。
学習内容サマリー
- ハブクラスタに Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes (RHACM) をデプロイする
- RHACM にマネージドクラスタを追加する (RHACM で管理されるようにクラスタを設定する)
- クラスタ設定ポリシーを定義して適用する
- クラスタ設定ポリシー違反を検出して修正する
- 異なるクラスタのクラスタ設定を可視化して比較する
- アプリケーション配置ポリシーを定義して適用する
- 複数クラスタからアプリケーションリソースを特定して比較する
- ハブクラスタに Red Hat Quay をデプロイする
- ハブクラスタに Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) をデプロイする
- Red Hat Quay と RHACS を RHACM と統合する
コース対象者
OpenShift クラスタフリートの管理および管理の自動化 (複数のデータセンターやクラウドプロバイダーをまたぐ場合を含む) に興味のあるシステム管理者、開発者、サイト信頼性エンジニア、および IT アーキテクト
受講の前提条件
- 無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに適切かどうかを確認してください。
- Red Hat OpenShift Administration II: Operating a Production Kubernetes Cluster (DO280) を修了し Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Administration - (EX280) に合格している、または Kubernetes と OpenShift の管理に関する同等の基本的なスキルを所持している
- 以下を推奨しますが、必須ではありません。
- Red Hat OpenShift Administration III: Scaling Kubernetes Deployments in the Enterprise (DO380):クラスタ全体の設定、ロギング、監視、OpenShift による Ansible 自動化について学習するコース
- Red Hat OpenShift Installation Lab (DO322):IPI と UPI を使用して OpenShift をインストールする方法を学習
- Ansible の基本の理解 (シンプルな Playbook の作成と実行など)、または同等の経験
テクノロジー上の留意事項
- BYOD とインターネット接続が必要です。
学習内容
学習内容
- マルチクラスタ Kubernetes アーキテクチャの管理
- マルチクラスタアーキテクチャについて説明し、Red Hat OpenShift Platform Plus を使用して課題を解決します。
- RHACM Web コンソールを使用した複数クラスタのリソースの検査
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes (RHACM) Web コンソールについて説明し、操作します。ロールベースのアクセス制御 (RBAC) を設定し、RHACM 検索エンジンを使用して複数クラスタ間でリソースを検索します。
- RHACM を使用した複数クラスタのポリシーのデプロイと管理
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes (RHACM) によるガバナンスを使用して、マルチクラスタ環境でポリシーをデプロイおよび管理します。
- RHACM 可観測性スタックのインストールとカスタマイズ
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes (RHACM) の可観測性コンポーネントを使用して、マネージドクラスタのフリートを把握します。
- RHACM を使用した複数クラスタへのアプリケーションのデプロイ
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes の GitOps を使用して、マルチクラスタ環境でアプリケーションをデプロイおよび管理します。
- Red Hat Quay のインストールと設定
- Red Hat OpenShift Container Platform (RHOCP) に Red Hat Quay をインストールして設定します。
- Red Hat Quay と Red Hat OpenShift および RHACM の統合
- マルチクラスタ環境での Red Hat Quay のユースケースを説明します。また、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes (RHACM) を使用してアプリケーションのデプロイと、クラスタフリートで使用できるイメージソースの制御を行います。
- RHACS のインストールと設定
- Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) をインストールして設定します。また、RHACS がマルチクラスタ環境のセキュリティにどう役立つかを学びます。
- RHACS を使用したマルチクラスタ運用セキュリティ
- Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) を使用して Kubernetes クラスタフリートの運用セキュリティを管理し、RHACS を外部サービスと統合します。
成果
組織にとっての効果
Multicluster Management with Red Hat OpenShift Platform Plus は、コンテナ導入の範囲を広げ、その速度を加速させている組織の IT 運用チームおよび開発チームをサポートします。このカリキュラムにより、企業は、複数の Kubernetes クラスタにガバナンス、セキュリティ、およびアプリケーションの配置ポリシーを安全に、かつ一貫性をもって適用できます。組織は、クラスタとアプリケーションのライフサイクルの自動化を大規模に強化することでメリットを得られます。
このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。
個人にとっての効果
Multicluster Management with Red Hat OpenShift Platform Plus では、製品バンドルに含まれるツールスイートを使用して複数の OpenShift クラスタを制御するために必要な高度なスキルを習得できます。Advanced Cluster Manager の機能とワークフローを Advanced Cluster Security および Quay Enterprise と組み合わせて、インフラストラクチャとアプリケーションのセキュリティのデプロイを自動化および検証する方法を学習します。