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プレスリリース

Red Hat、スケーラビリティと使いやすさが向上したエンタープライズおよびサービスプロバイダークラウド向け実運用対応OpenStackの最新バージョンを発表

Red Hat OpenStack Platform 10はOpenStack「Newton」コミュニティリリースをベースに、新しいユーザーインターフェイス、カスタマイズ可能なロール、および長期ライフサイクルサポートを提供

東京

[ノースカロライナ州ラーレー – 2016年12月15日(現地時間)発表]米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、非常にスケーラブルでアジャイルなクラウドIaaS(Infrastructure-as-a-Service)ソリューションであるRed Hat OpenStack Platform 10の提供開始を発表しました。Red Hat OpenStack Platform 10は、アップストリームのOpenStack「Newton」リリースをベースとしており、システム全体のスケーラビリティ向上、インフラストラクチャ管理の容易化、およびオーケストレーションの改良を実現する新機能に加えて、ネットワーク性能とプラットフォームセキュリティも強化されています。さらに、Red Hat OpenStack Platform 10では新しいソフトウェアライフサイクルが導入され、最大5年間のサポートがオプションで提供されます。

BBVAケンブリッジ大学FICONASAのジェット推進研究所(JPL)Paddy Power BetfairProdubanSwisscomUKCloudVerizonなどの数百のお客様が、Red Hat OpenStack Platformを使って様々なミッションクリティカルデプロイメントのためのハイブリッドおよびプライベートクラウドを実現しています。さらに、Red Hat OpenStack Platformは、エンタープライズビジネス分野ではCiscoDell EMC、富士通IntelLenovoRackspaceNetAppなど、通信業界ではEricssonNokiaNECHuaweiCiscoやその他の企業を含む、認定パートナーの強靱なエコシステムによって支えられています。

Red Hat OpenStack Platform 10は、Red Hat Enterprise Linuxの実績あるエンタープライズグレードのバックボーン上に、信頼できるクラウドプラットフォームを提供します。Red Hat OpenStack Platformは、Red Hatが強化したOpenStackコミュニティコードと統合されており、可用性、性能、ITセキュリティといった要件を損なうこと無く、スケーラビリティと顧客要望に迅速に対応できる俊敏性を提供します。また、Red Hat OpenStack Platformには、OpenStackインフラストラクチャコンポーネントだけでなくOpenStackクラウド上で稼働するワークロードも監視できる、ハイブリッドクラウド管理および監視プラットフォームであるRed Hat CloudFormsも含まれています。さらに、Red Hat Ceph Storageによって64TBのストレージ容量が提供されます。ユーザーはOpenStack環境向けの主要ストレージソリューションであるCephが持つ、柔軟で、非常にスケーラブルな特性をより深く評価することができます。

 

Red Hat OpenStack Platform 10の新しい機能拡張と更新には、以下が含まれます。

  • ユーザー体験の合理化:より使いやすくなったグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)によって実現され、インストールと管理の複雑さを軽減します。実運用向けに設計されたRed Hat OpenStack Platform director GUIが、自動アップグレード/アップデート(Cephを含む)、高度なネットワーク構成、高可用性、NetAppから提供される統合ドライバとRed Hat Ceph Storageを使用するManilaサービス経由のファイル共有デプロイオプションなど、新たに統合された複数の機能を提供します。
     
  • 柔軟性の向上によるスケーラビリティの拡大:Red Hat OpenStack Platform directorを使ったサービスカスタマイズとアドミニストレーションロールの導入によって実現されます。クラウドオペレーターはOpenStackサービスをカスタマイズし、相互に独立して実行とスケーリングを行うことによって、自社のOpenStack環境をより詳細なレベルで制御できるようになります。これによって柔軟性が向上し、サービスをデプロイする際に個々の組織のワークロード要件に適合させることができます。
     
  • データ保証の強化:大規模デプロイメント向けに改良された高可用性などの、新しいセキュリティ関連の機能拡張を通して提供されます。さらに、オプションのオブジェクトストレージ暗号化と使い捨てセキュリティトークンによってセキュリティ対策が強化され、窃盗によるデータアクセスのリスクが低減します。
     
  • ネットワーク集約的ワークロード向けの性能向上:Open vSwitchの新しいデータ・プレーン・デベロップメント・キット(DPDK)コンポーネントと、シングル・ルートI/O仮想化(SR-IOV)を通して実現され、結果としてベアメタルに匹敵するネットワーク性能が得られます。さらに、ネットワークルーティングがより柔軟かつ高速になり、集中制御ルーティングまたは分散ルーティング(DVR)の選択が可能になります。
     
  • 新しい「ready state」ハードウェア認定プログラム:OpenStack Ironicがベースです。すでにRed HatはいくつかのOpenStackコンポーネントに対して認定ハードウェアプラグインをサポートしていますが、この新しいプログラムは自動化されたベアメタル構成に利用可能なハードウェアオプションのエコシステムを拡大するように設計されています。DellはRed Hat OpenStack Platform 10 ready-stateの認定を受ける最初のRed Hatパートナーになり、さらに数社がまもなく認定される予定です。

 

Red Hat OpenStack Platform 10では、Dell、NEC、Rackspaceなどの主要パートナーに対する分散型継続的統合(distributed continuous integrationDCIも導入されます。この協業的なテストのアプローチによって、パートナーは新しいRed Hat OpenStack Platformのリリースに対する準備をより効率的に行うことができ、独自の形で統合されたクラウドシステムを使って何度も繰り返しテストされた、従来よりも高い安定性と品質を備えたクラウドソリューションをお客様に提供できます。

 

最大5年間のサポートを提供する新しいライフサイクル

お客様ごとに固有のワークロード要件によって要求される長期的安定性の実現に貢献するため、Red Hat OpenStack Platform 10ではデュアルサポートライフサイクルモデルが導入され、ミッションクリティカルな運用のためのサブスクリプションの柔軟性が増大します。この新しいモデルでは、新しい「ロングライフ」バージョンのRed Hat OpenStack Platformを標準とする選択肢が提供されます。このバージョンは、3年間の製品ライフサイクルに加えて、オプションで2年間の延長ライフサイクル(ELS)サポートの購入が可能です。また、新機能の利用を重視するお客様は、ローリングアップグレードの使用によって6か月~1年ごとにRed Hat OpenStack Platformの最新リリースに追従することも選択できます。

Red Hat OpenStack Platformのロングライフバージョンは、Red Hat OpenStack Platform 10を皮切りとして、3回のリリースごとに提供されます。その間のリリースには、1年間のライフサイクルサポートが含まれます。

 

サポートコメント

Red Hat OpenStack担当ゼネラルマネージャー Radhesh Balakrishnan

「わずか数年で、OpenStackは概念実証と研究開発のテストベッド用の『革新』に過ぎない存在から、数百のエンタープライズと主要通信プロバイダーが揃って実運用に使用するミッションクリティカルなプライベートクラウドデプロイメントの基盤へと進化しました。Red Hat OpenStack Platform 10は、安定性と信頼性を備えたオープンなクラウドデプロイメントの基盤を提供することによってOpenStackのエンタープライズ対応を促進し、コンポーザブルなサービスとロールなどの新しい革新を提供するとともに、新しいロングライフサポートモデルが明確に示すようにエンタープライズ安定性への取り組みを維持しています。」

 

Cisco バイスプレジデント兼クラウド担当CTO Lew Tucker

「Red Hatの最も熱心なOpenStackパートナーのひとつであるCiscoは、Red Hatおよびコミュニティと緊密な共同作業を行い、業界トップクラスのクラウドテクノロジープラットフォームを推進して、エンタープライズおよびサービスプロバイダーのお客様がオープンなクラウドコンピューティングプラットフォームのメリットを得やすくしています。Red Hat OpenStack Platform 10は最新の「Newton」OpenStackリリースをベースに、ネットワーク性能、安定性、およびスケーラビリティの大幅な向上を提供します。私たちは、お客様のハイブリッドクラウドへの移行の成功に貢献できるのを楽しみにしています。」

 

Dell EMCコンバージドプラットフォーム&ソリューション事業部 検証済みソリューションおよびHPC担当シニア・バイスプレジデント Jim Ganthier

「Dell EMCとRed Hatは、緊密なエンジニアリングと共同作業を通して、両社共通のお客様がOpenStackを使用したクラウドのデプロイと管理を迅速に行えるようにするための貢献を続けています。Red Hatと緊密に協力し、コードのテスト、検証、およびお客様に堅牢なソフトウェアを提供する能力の両方を促進する新しいDCIパートナーテストプロセスの洗練化と構築ができたことを嬉しく思います。また、Red Hatの新しいOpenStack Platform 10のサポートライフサイクルモデルも、ミッションクリティカルな運用のためのサブスクリプションの柔軟性向上につながり、お客様のOpenStackデプロイメントのライフサイクル全体に渡り両社が協力してサポートする能力が強化されます。」

 

富士通株式会社 Linux開発統括部 開発部部長 金重 憲治氏

この度、富士通とレッドハットは、エンタープライズ機能をアップストリームのOpenStackプロジェクトにて協力して実現することで合意し、Red Hat OpenStack Platformをさらに進化させてまいります。これまで富士通とレッドハットは、10年以上に渡りオープンソースソフトウェア開発に共同で取り組み、ミッションクリティカル及びエンタープライズ業務を支えてまいりました。富士通は、今後のアップストリーム開発の成果が最も効率的かつ先進的なCloud IaaSとしてFujitsu Integrated System PRIMEFLEXファミリーを通じてお客様にお届けすることでお客様のビジネス成長に貢献してまいります。


Rackspace OpenStackプライベートクラウド担当ゼネラルマネージャー Bryan Thompson氏
「Red Hat OpenStack Platform 10に含まれる進歩によって、当社のお客様やパートナーはOpenStackをより迅速かつ容易に採用できるようになります。最近Forrester Researchが発表した、フォーチュン100企業の半分以上がOpenStackを使用しているという調査結果は、これらの進歩が拡張性、俊敏性、および直観性を備える必要性を示しています。Red Hatの新しいプラットフォームは、性能の向上と、最新のコミュニティプロジェクトおよびコードとのより深い統合を提供します。そのすべてと、Rackspaceによるサポートを組み合わせたRackspace Private Cloud Powered by Red Hatを使用するエンタープライズのお客様は、管理されたクラウドに対するニーズをOpenStackが満たしてくれるという確信をさらに深めることができます。」

 

関連リンク

 

その他のリンク

 

本件に関するお問い合わせ

  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-5798-8550

Red Hat について

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードする Red Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらに サポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソースコミュニティのグローバルネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的なテクノロジーの創出を支援しています。http://www.redhat.com をご覧ください。

将来予想に関する記述

このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、特定の仮定に基づいて将来の出来事に対する現在の期待を表明したものであり、過去または現在の事実に直接関連しない声明を含んでいます。実際の結果は、重要なさまざまの要因により、将来予測に関する記述に示されたものとは大きく異なることがあります。その重要な要因としては、当社が実効性のある競争を行えるか、新しい製品や技術革新を適時に提供して、それらに対する需要を喚起できるかに関するリスク、IT投資の遅れや削減、買収先の統合および取得した技術や商品を市場にうまく投入できるかに関するリスク、為替レートの変動、業界統合による影響、訴訟やそれに関連する和解の不確実性や不利な結末、当社の知的所有権を適切に保護できないこと、また、第三者の知的所有権に関してライセンス侵害・違反の請求がなされる可能性、データと情報のセキュリティ上の脆弱性に関するリスク、当社の国際的活動における財務および活動上の課題への対応力、当社の成長と国際的活動に対する実効性がない管理と統制、主要スタッフの変更とそれらの者への依存、並びに、当社のForm10-Qに基づく最新の四半期報告書(コピーはSECのウェブサイトhttp://www.sec.govから入手可能)に掲載されているその他の要因(同ウェブサイトの「リスク要因」および「財務状態と営業成績に関する経営陣の考察と分析」の項に掲載されている要因)などが挙げられます。これらの要因に加えて、実際の将来の業績、結果、および成果は、業界や市場の全般的な状況、成長率、経済および政治の状況、政府・公共の政策の変更、地震や洪水などの自然災害の影響などの、より一般的な要因のために大きく異なる場合があります。本プレスリリースに掲載されている将来予測に関する記述は、その発行日時点の当社の見解を示したものであり、その見解は変更されることがあります。ただし、当社は将来のある時点で将来予測に関する記述を更新することもありますが、更新についていかなる義務も負うものではありません。これらの将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日より後のいかなる時点における当社の見解も表すものではありません。

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