Ansible content tools

Ansible Molecule は、実際の環境を模倣したテスト環境を作成し、複数のインスタンス、オペレーティングシステム、仮想化プロバイダーなど全体で Playbook、ロール、コレクションをテストできるようにします。

ansible-lint は Playbook、ロール、コレクションを分析し、マークアップ構文とモジュールがどのように使われているかを調べます。通常の YAML リンターの機能を提供するだけでなく、Ansible タスク自体をチェックします。

ansible-builder は、コレクションとその依存関係をすべてコンテナ化されたイメージ (実行環境と呼ばれる) にインストールすることで、自動化コンテンツを作成する際に依存関係の問題が発生するリスクを取り除きます。

ansible-test では、コーディング標準と要件を実施するためのチェック、Ansible モジュールに対するユニットテスト、ワークフローがソースコードリポジトリに接続することを確認するための統合テストを実行できます。

ansible-navigator は、コレクション、設定、ドキュメント、イメージ、インベントリー、Playbook をレビューおよび確認します。ジョブの表示、Playbook の共有、実行環境やインベントリーの参照、再利用可能なサンプルの抽出などができます。

2024 年にリリース予定の Ansible content development kit (CDK) は、IT 担当者が手作業でタスクを実行して行っていた Ansible コンテンツ作成を、自動化コンテンツ開発者がセルフサービスで行えるようにするツールのバンドルコレクションです。

人気の高いこのコミュニティ機能は、新機能を備えた開発者プレビューとして利用できます。

ansible-builderをインストールして、1 時間以内にカスタム実行環境を作成する方法を学びます。

Red Hat Developer Hub は厳選された独自のリソースを提供することで、初心者の IT 担当者でも迅速に経験豊富な自動化開発者になれるようサポートします。