製品機能
Ansible Automation Hub
Ansible® Automation Hub は、Ansible Content Collections (事前構築済み、フルサポート付きの認定自動化コンテンツ) を検索、ダウンロード、管理するための中央リポジトリです。Ansible Automation Hub は、Ansible Content Collections の信頼できるソースとして使用できます。
Red Hat Ansible Automation Platform:初心者向けガイド
エンタープライズ自動化への取り組みを開始または前進させましょう。このガイドは、初心者にも経験者にも役立ちます。詳細をご覧ください。
概要
Ansible Automation Hub は、Ansible Content Collections (Red Hat およびパートナーからのモジュール、プラグイン、ロール、ドキュメントのバンドル) を検索、ダウンロード、管理するための中央リポジトリです。Red Hat® Ansible Automation Platform サブスクリプションに含まれる、Automation Hub にある Ansible Content Collections は、新しいプロジェクトを迅速に自動化するのに役立ちます。
Ansible Automation Hub は、Red Hat Ansible Certified Content を備えています。これは、Red Hat および Cisco、Microsoft、CyberArk、Dynatrace、ServiceNow を含む 60 を超えるパートナーの多数から提供された、事前構築済みかつフルサポート付きの認定自動化コンテンツです。また、事前構築済みの Playbook やロールを使用したり、カスタマイズしたり、そこから学んだりすることができる、検証済みコンテンツも含まれています。
プライベート Automation Hub はオンプレミスのリポジトリで、分離された環境を持つ企業が社内で生成されたコンテンツを管理、共有、厳選し、Red Hat やパートナーが作成したコンテンツへのアクセスを制御できるようにします。
特長とメリット
新しいコレクションをすばやく見つける
新しいコンテンツが続々と Automation Hub に公開され、Ansible Automation Platform の次のリリースを待つことなく、コレクションにアクセスして共有することができます。
Ansible コンテンツの管理と制御
プライベート Automation Hub では、適切なガバナンスを適用しながら、社内で生成されたコンテンツ、Red Hat Ansible Certified Content、および Ansible 検証済みコンテンツの組み合わせを自信を持って管理できます。
信頼を持って再利用および共有
安定した安全なテスト済みの自動化コンテンツを適切なユーザーに配布することで、信頼できる自動化サプライチェーンを組織全体に拡張します。
社内リポジトリの管理
社内チーム用にカスタムリポジトリを作成し、Automation Hub、プライベート Automation Hub、Ansible Galaxy などの別のリポジトリに同期します。
コンテナイメージの保存
プライベート Automation Hub は、Playbook やロールの実行に使用されるコンテナイメージ、Automation execution environment をサポートします。一貫性と可搬性を備えた定義済みの環境でコンテナイメージを構築し、共有することができます。
専門的なサポートへのアクセス
Ansible Automation Hub と Red Hat Ansible Certified Content は、Red Hat によって管理されています。問題が発生した場合、統合パートナーに関係なく Red Hat がサポートの窓口となります。
よくある質問 (FAQ)
Ansible Automation Hub にアクセスするにはサブスクリプションが必要ですか?
Ansible Automation Hub は、Red Hat Ansible Automation Platform のサブスクリプションに含まれています。サブスクリプションを利用しているお客様なら、どのコンテンツにも無料で無制限にアクセスできます。
Red Hat Ansible Certified Content と Ansible 検証済みコンテンツの違いは何ですか?
Red Hat Ansible Certified Content は、Red Hat および 60 を超えるパートナー各社の多数が提供する、事前構築済みかつフルサポート付きの認定された自動化コンテンツで、Red Hat やパートナーのプラットフォームとの統合を支援します。
Ansible 検証済みコンテンツは、Red Hat Ansible Certified Content に似ていますが、Red Hat によるサポートはありません。Red Hat およびパートナーのプラットフォームでの運用やタスクの実行方法に関するガイダンスを提供します。このコンテンツは、Red Hat によって、または Red Hat とともに作成されており、お客様のプライベート Automation Hub でご利用いただけます。Ansible 認定済みコンテンツを共有し、再利用し、独自の環境に合わせてカスタマイズすることができます。
Red Hat 認定コンテンツと Ansible 検証済みコンテンツの違いについてはこちらの動画をご覧ください。また、既存のコレクションについて詳しくはこちらをご覧ください。
切断された環境を持つ顧客へのプロセスにはどのようなものがありますか?
Red Hat のプラットフォームには、オンプレミスとクラウドベースのオプションがあります。しかし、Ansible Automation Hub や Ansible Automation Platform 向けの Automation Analytics および Red Hat Insights などのホステッドサービス (console.redhat.com で利用可能) を通じて、さらなる機能の開発と構築を続けています。Red Hat は、次のプラットフォームのリリースを待つのではなく、新しいコンテンツコレクションや機能をクラウドベースの製品として提供し、お客様により早くお届けできるようにしています。
Red Hat Ansible Certified Content または Ansible Automation Hub のその他の問題に関するチケットを開くにはどうすればよいですか?
Red Hat が作成したコンテンツに関する問題でも、Red Hat の業界パートナーに関する問題でも、Red Hat サポートが最初の窓口となります。Red Hat サポートの利用方法をご覧ください。
関連情報
Web セミナー
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Ansible Automation Hub と、Red Hat Ansible Certified Content Collections を使用して自動化を高速化する方法について説明します。
インタラクティブラボ
プライベート Automation Hub でのアクセスおよびポリシーの管理
グループを作成して、Automation Hub のユーザーに適切なシステム権限を付与したり、権限のないユーザーに表示のみのアクセスを許可したりします。
ブログ
Ansible Automation Hub とは
Ansible Automation Hub の概要と、Ansible Galaxy に依存するのではなく Ansible Automation Hub を使用するべき理由をご覧ください。