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製品機能

自動化のための Red Hat Lightspeed

Ansible Automation Platform インフラストラクチャの可視化とトラブルシューティングを行います。

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概要

自動化のための Red Hat® Lightspeed (旧称 Red Hat Insights) は、Red Hat Enterprise Linux または Red Hat OpenShift® Container Platform 上で稼働する Red Hat Ansible® Automation Platform インフラストラクチャを完全に可視化します。Ansible Automation Platform の管理者および運用チームは、運用上の問題が自動化のパフォーマンスに影響を与える前に、それらをプロアクティブに特定して解決できます。実用的な予測インサイトを活用して、自動化インフラストラクチャのレジリエンスを向上させ、運用効率を高めることができます。 

Red Hat Lightspeed を使用すれば、システムの健全性や構成を含めた自動化インフラストラクチャの監視、セキュリティ脆弱性の確認、パフォーマンス上の問題の特定が可能です。また、Red Hat Lightspeed からの通知を、Event-Driven Ansible によるプロアクティブな修復をトリガーする情報源として活用し、自動化を拡張することもできます。 

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Red Hat Lightspeed

特長とメリット

可視性と制御性の獲得

登録されたシステムは日常的に分析されるため、システム状態の確認やパフォーマンス問題の特定に役立ちます。システムが望ましい状態から逸脱した場合には通知を受け取れます。 

より適切な意思決定

Red Hat が蓄積してきた経験と専門知識が活用されており、自動化における重大なパフォーマンス問題やシステム停止が生じる前に、問題を特定して優先順位を付け、解決することができます。 

問題の修復

脆弱性やマルウェアの検出、アップグレードのためのシステムの準備、その他の具体的な推奨事項が提示されます。エキスパートが提供するガイダンスに従って手動で対応することも、Ansible Playbook を実行して大規模な自動解決を行うこともできます。

Event-Driven Ansible で Red Hat Lightspeed の通知にプロアクティブに対応

Red Hat Lightspeed は、Red Hat プラットフォームおよびアプリケーションを分析し、通知サービスを通じてイベントをトリガーできます。さらに、Red Hat Enterprise Linux®、Red Hat OpenShift、または Red Hat Hybrid Cloud Console 内のインシデントや変更のイベントソースとしても機能します。Red Hat Lightspeed と一緒に Event-Driven Ansible を使用すると、次のことが可能になります。

  • Red Hat OpenShift クラスタのセキュリティ、ライフサイクル、キャパシティに関する通知などのイベントにプロアクティブに対応する
  • システムログ (systemd) とシステムイベントを使用して、Security-Enhanced Linux (SELinux) 違反を修正する
  • リソースを最適化するため、パブリック Red Hat Enterprise Linux クラウドの使用状況に基づいて調整を行う
  • 適切な Ansible Playbook をキックオフして問題を修復すると同時に、新しい ServiceNow ITSM インシデントを作成して根本原因分析を開始する 
Red Hat Lightspeed と Event Driven Ansible の図

Red Hat Lightspeed と Event-Driven Ansible が、Red Hat Enterprise Linux ホスト上の脆弱性の特定、対応、修復をどのように支援するかを示すフローチャート。

よくある質問 (FAQ)

Red Hat Lightspeed には費用がかかりますか？

Ansible Automation Platform のサブスクリプションに、Red Hat Lightspeed への無料かつ無制限のアクセスが含まれています。console.redhat.com から Red Hat Lightspeed にアクセスでき、これらのツールの構成を行ったり、組織固有のインサイトを取得したりすることができます。 

Red Hat Lightspeed は、Ansible Automation Analytics や automation dashboard とどう違うのですか？

Red Hat Lightspeed は、自動化インフラストラクチャの状態に関するインサイトを提供するので、問題の予防や解決のための措置を講じることができます。 

Automation Analytics や automation dashboard は、自動化の投資対効果 (ROI)、時間節約、パフォーマンスの把握を支援するので、自動化が組織にもたらしているビジネスインパクトを理解することができます。  

Red Hat Lightspeed は、Red Hat Ansible Lightspeed とどう違うのですか？

自動化のための Red Hat Lightspeed は、使用中の Red Hat 環境に関するインサイトを提供するので、問題解決とオペレーショナル・レジリエンス向上のためのプロアクティブな対策を講じることができます。 

Red Hat Ansible Lightspeed は Ansible Automation Platform の生成 AI サービスで、多忙な自動化担当者が自動化からより多くの価値をより迅速に引き出せるよう支援します。Ansible Lightspeed を使用すると、信頼性の高い自動化コードの作成、プラットフォームの迅速な管理と保守、自動化デプロイメント内の問題のトラブルシューティングが可能になります。 

関連情報

ドキュメント

Red Hat Lightspeed をアクティベート

Ansible Automation Platform を使用して、Red Hat Enterprise Linux システム用に Red Hat Lightspeed を登録およびインストールします。 

記事

Red Hat Lightspeed のデータとアプリケーションのセキュリティ

Red Hat Lightspeed がシステムデータを処理・分析してリスクを軽減する仕組みをご覧ください。

動画

Event-Driven Ansible ルールブック作成のための 3 つのヒント

これまでに経験したことのない問題に対応する Ansible ルールブックの作成方法を学びましょう。

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