Red Hat Ansible Automation Platform を今すぐ使い始めましょう
Red Hat® Ansible® Automation Platform のサブスクリプションを使えば、効率性を大幅に向上させ、セキュリティを強化し、IT 課題を克服することができます。新たなテクノロジーの導入に際しては、どこから始めればよいかわからない場合が少なくありません。自動化への取り組みを開始するときには、このリソースリポジトリを活用することで、必要なスキルの習得、新たなユースケースへの自動化の戦略的な拡張、組織全体にわたるベストプラクティスの共有を促進できます。今すぐ自動化の取り組みを開始しましょう。
自動化を開始すべき主なタスク
オペレーティングシステムと重要な IT ワークロードを一貫して管理
Ansible Automation Platform を使用すると、インフラストラクチャ・ワークロードを一貫して構成でき、オンプレミス、クラウド、エッジのどこでもシステムのデプロイおよび維持できます。エージェントレス・プラットフォームである Ansible Automation Platform は、各システム上でエージェントを維持する必要がないため、複数のオペレーティングシステムの管理を単純化します。
一般的なユースケースの 1 つが、オペレーティングシステムのプロビジョニングです。手動でのプロビジョニングの場合、IT チームは同じプロセスを繰り返し実行する必要があるため、時間がかかり、人的ミスも発生しがちです。こうしたプロビジョニング作業の多くは自動化が可能です。
Ansible Automation Platform は、単一の Playbook を使用して、Linux® サービスと Windows サービスの両方を一貫して管理できるだけでなく、これらの環境にアプリケーションをデプロイすることも可能です。移行とアップグレードを迅速に、高信頼性・低リスクで実施できるので、効率性の向上とコストの削減につながります。
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Windows 環境と Linux 環境の管理
利用可能な認定済み Content Collections の入手先や、テンプレートを使用して Internet Information Services (IIS) と Apache をデプロイする方法、どのタスクをどのシステムにデプロイするかを定義する方法を説明します。
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Red Hat Enterprise Linux のプロビジョニング
一般的な自動化ユースケースであるプロビジョニングの概要と、Ansible Automation Platform を使用して Red Hat Enterprise Linux をプロビジョニングする方法を説明します。
クラウドとコンテナネイティブ・サービスの全体をカバーするインフラストラクチャの構成と運用
Microsoft Azure、Amazon Web Services (AWS)、または Google Cloud をすでにご利用のお客様は、それらのベンダーに割り当てた費用を Ansible Automation Platform サブスクリプションに使用できます。お好みのクラウドベンダーを使用してハイブリッドクラウドを自動化する方法をご覧ください。
Ansible Automation Platform を使用して、パブリッククラウドやプライベートクラウド内のクラウド・インフラストラクチャとクラウドネイティブ・ワークロードを自動化することも可能です。クラウドに対して、またはクラウドから自動化でき、セルフマネージド型かマネージド型かも選択できます。ニーズに合ったオプションを柔軟に選択できます。
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AWS を使ったパブリッククラウド自動化のためのインフラストラクチャの可視化
info. モジュールを使用して、AWS パブリッククラウドに関する構造化データを取得し、データベースを更新したり、動的なドキュメントを作成したり、人間が読める形式で Web サイトに情報を掲載したりする方法を説明します。
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Azure 上でのインフラストラクチャのデプロイと管理
Ansible Automation Platform on Azure を使用して、クラウド・インフラストラクチャのデプロイと構成のためのジョブを実行する方法をご覧ください。Azure で使用可能なプライベート Automation Hub とパートナーコレクションについても説明します。
複雑なマルチベンダー・ネットワークの運用を自動化
ネットワークの自動化を行う場合は、「大きな視点を持ちつつ、小さく始める」アプローチをお勧めします。まずはネットワークに変更を加えない、シンプルな読み取り専用のユースケースから始めて、徐々にネットワークの範囲を広げ、より高度な機能を導入していくとよいでしょう。こうした取り組みを促進するため、Ansible Automation Platform には、多くのお客様がすでに利用しているベンダーとの認定済みの統合機能が組み込まれています。
ネットワークのコンプライアンスについては、レポートやネットワーク・インベントリーの作成から始めることができます。コンプライアンスの現状と、想定された構成からネットワークが逸脱している箇所を把握するための情報を収集することも可能です。これにより、コンプライアンス違反があれば明確に特定し、必要な修正を行うことができます。
構成管理の段階では、プラットフォームに依存しない方法で、信頼できる唯一の情報源を使用して構成データを標準化し、適用することが可能です。このアプローチにより、マルチベンダー・ソリューションの全体にわたって一貫性を実現できます。
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ネットワーク自動化の 5 つのユースケース
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ネットワーク・コンプライアンス・ダッシュボードの構築
ネットワークのコンプライアンスを確認するために、Ansible Automation Platform を使用して動的なドキュメントを作成する方法をご紹介します。
エッジの先端まで IT インフラストラクチャを運用
自動化を導入すると、エッジの自動化ソリューションの管理に伴う複雑性を抽象化し、オペレーターから見えないようにすることができます。Ansible Automation Platform では IT ランドスケープが単一の一貫したビューで表示されるため、数千ものサイト、ネットワークデバイス、クラスタを管理できます。自動化へのこの統合アプローチは、リソースが限られているエッジサイトでの運用コストの削減と、よりスムーズなカスタマーエクスペリエンスの実現に役立ちます。Ansible Automation Platform は、automation mesh や automation execution environment などの機能を使用することで、エッジ環境全体に柔軟に拡張できます。
エッジでリソースの管理や自動化を行う場合、手動で行うのではなく、IaC (Infrastructure as Code) モデルでインフラストラクチャをプロビジョニングすることができます。このアプローチの利点として、信頼できる唯一の情報源に基づくバージョン管理、人的ミスや不整合の軽減、デプロイメントとパッチ適用の迅速化、構成ドリフトの排除などが挙げられます。
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エッジ、コンテナ、サーバーのアップグレードの自動化
Ansible Automation Platform 2.5 を使用してエッジロケーションのアプリケーションとサーバーのアップデートを自動化する方法をご紹介します。
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Infrastructure as Code とは
手動プロセスではなく、コードを使用してインフラストラクチャの管理とプロビジョニングを行う手法である、IaC (Infrastructure as Code) について説明します。
仮想インフラストラクチャの管理または移行
仮想マシン (VM) の運用ライフサイクルを効率化する、あるいは新しいプラットフォームに移行することを検討中ですか?Ansible Automation Platform は、Red Hat OpenShift Virtualization への大規模な移行を促進するだけでなく、任意のプラットフォームに移行した後の、日常的な仮想インフラストラクチャ管理のオーケストレーションにも役立ちます。柔軟性に優れた Ansible Automation Platform は、組織内の標準に準拠したセルフサービス方式による VM プロビジョニングを容易にします。また、ネットワークやストレージなどの関連インフラストラクチャのデプロイメントと管理を自動化し、状況の変化に自動で対応することも可能です。
Ansible Automation Platform を使用すると、さまざまな Day 2 オペレーションを自動化して、OpenShift Virtualization などの仮想化プラットフォームから、ストレージやネットワークのベンダーに至るまで、自動化を促進するさまざまな認定または検証済みの Ansible Content Collection を活用できます。
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オンデマンドでの仮想マシンの作成と起動
Ansible Automation Platform を使用して VMware 内の仮想マシンのプロビジョニングを自動化する方法をご紹介します。
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仮想マシン上のリソースの動的スケーリング
Ansible Automation Platform Collection を使用して、既存の VMware VM に CPU とメモリリソースを追加する方法を説明します。
開発ライフサイクル全体にわたるオーケストレーションの効率化
開発者は、アプリケーションの開発、提供、デプロイに関わるさまざまな作業において中心的な役割を果たします。競争の激しいデジタル時代に企業が成功するためには、開発者によるイノベーションの迅速な提供が不可欠であり、その中には AI アプリケーションやコンポーネントも含まれます。
IT 部門は、プロビジョニングからアプリケーションの開発、テスト、本番環境への迅速な移行に至るまで、ライフサイクル全体にわたり重要な役割を担っています。IT プロフェッショナルは、必要なコンポーネントがすべてデプロイされ、標準構成が適用され、コンプライアンス要件が満たされ、アプリケーションが本番ワークロードで実行可能な状態であることを保証する責務を負っています。こうした中で注目が高まっているのが、自動化およびイベント駆動型自動化によりスピードと効率性を向上できる、プラットフォーム・エンジニアリング・ツールセットです。ツールセットの一部としての自動化は、チーム全体にわたる一貫性を高め、今日のイノベーションを実現するために必要な幅広いスキルを補完できます。
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Event-Driven Ansible で GitOps を使用
プロジェクトリポジトリを構成してイベントを Webhook に公開し、イベントペイロード内の条件に基づいてアプリケーションを本番環境または開発環境にデプロイする方法を説明します。
ガイド
Ansible Automation Platform によるアプリケーションのデプロイ
Ansible Automation Platform を使用して Red Hat Enterprise Linux マシン上でのアプリケーションのデプロイメントプロセスを効率化する方法を説明します。
関連資料を見る
Ansible Automation Platform でできることはまだまだあります。以下のリソースをご覧ください。
サポートが必要な場合
Red Hat の専門家が、コンサルティング・サポートやトレーニングリソースの提供を通じて、お客様の自動化目標の達成をお手伝いいたします。実践的なサポートをお求めの場合は、以下の Red Hat コンサルティング・フォームに必要事項をご記入のうえ送信してください。