多くの Ansible ユーザーに知られる Ansible Galaxy は、Ansible コンテンツを共有するための Ansible プロジェクトのコミュニティリポジトリです。開発者による最新の優れたコンテンツを使ってみるには最適ですが、サポートが提供されているコンテンツと、ただ実験的にアップロードされているものを見分けるのは困難です。コードが改ざんされていないか、あるいは問題なく機能するかを判断する方法はありません。多くの点において、ルールがないアプリケーションストアのようなものであると言えます。
そこで役立つのが、Ansible Automation Hub です。
Ansible Automation Hub とは
Ansible Automation Hub は、Ansible Content Collections (Red Hat とそのパートナーが提供するモジュール、プラグイン、ロール、ドキュメントのバンドル) を、簡単に検索してダウンロードできるようにするリポジトリです。
Ansible コレクションは、事前構築済みの自動化コンテンツを使用して一貫したコンテンツデリバリーのメカニズムを提供することで、自動化導入に対する障壁を低くします。これによりチームの時間と労力を大幅に節約できるだけでなく、使用しているコンテンツが Red Hat によって十分に精査され、認定されているという安心も得られます。
Ansible Automation Hub を使用する 5 つの理由
Ansible Galaxy に依存するのではなく、Ansible Automation Hub から入手できる Ansible コレクションを活用すべき 5 つの理由を紹介します。
1.Red Hat Ansible Certified Content
安全な Ansible Automation Hub ポータルでは、Red Hat とパートナーが提供する信頼できる Ansible Content Collections に直接アクセスできます。トピックごと、またはコンテンツを作成したパートナーごとに参照できます。この記事の執筆時点で、以下を含む 60 を超えるパートナーから 160 を超えるコレクションが公開されています。
- Amazon
- シスコ
- Dynatrace
- F5
- Juniper
- IBM
- マイクロソフト
- Palo Alto
- SAP
- ServiceNow
- Splunk
- その他
Ansible Automation Hub には Ansible 検証済みコンテンツも含まれており、エキスパートによるガイド付きのアプローチでプラットフォームを管理できます。Ansible 検証済みコンテンツは、カスタマイズして、インフラストラクチャ、ネットワーキング・コンポーネント、セキュリティシステムなどの重要な操作を実行させることができます。
公式の Ansible Content Collections の詳細については、こちらをご覧ください。
2.コードを再利用して、より迅速に開始する
Ansible コレクションには特定のドメインや IT プラットフォーム向けのモジュールとロールがバンドルされているものもあり、迅速に稼働させることができます。コンテンツをコピーして、独自の Ansible Playbook に直接取り込んで使用することも可能です。
Red Hat は、Ansible Automation Hub で公開する前に、モジュールとロールのコンテンツ品質をテストおよび確認しています。
3.Ansible プライベート Automation Hub
独自の Ansible コンテンツを作成する場合、Ansible プライベート Automation Hub を使用して、ファイアウォールの内側にある組織内や接続されていないシステム上で公開し、共同作業することができます。コンテンツにデジタル署名をして、組織内に安全なソフトウェアの証拠保全を確立することもできます。
これにより、組織は信頼できる唯一の情報源を利用でき、Ansible コンテンツのライフサイクルの管理と制御が容易になります。
4.Premium サポート
Ansible Automation Hub は Red Hat によって作成および管理されており、Standard または Premium サポートを選択できます。
そのため、Red Hat Ansible Certified Content Collection に問題が発生した場合は、Red Hat のサポートチームが問題解決に直接対応します。
Ansible Automation Hub の他の項目のことでお困りの場合は、必要なサポートを受けられるよう Red Hat がお手伝いします。
5.Red Hat サブスクリプションに含まれている
Ansible Automation Hub は Red Hat サブスクリプションに含まれています。サブスクリプションを利用しているお客様なら、どのコンテンツにも無料で無制限にアクセスできます。
Red Hat サブスクリプションの詳細については、こちらをご覧ください:Red Hat サブスクリプションモデル
詳細はこちら
Ansible Automation Hub の概要を動画でご覧になりたい場合は、利用可能な Ansible コレクションの検索および使用方法について説明している「Automated Live!」のエピソード 1 をご覧ください。
また、短時間の自習型ラボで、Ansible Automation Hub とプライベート Automation Hub の機能を試すこともできます。
執筆者紹介
Deb Richardson joined Red Hat in 2021 and is a Senior Content Strategist, primarily working on the Red Hat Blog.
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