Red Hat パートナーハンドブック
Red Hat はパートナーと協力することで、オープンイノベーションの触媒になります。当社はすべてのパートナーを自社と同等の存在として扱い、マーケティングの中立性と透明性を維持しながら共通の目標をサポートすることを目指しています。
パートナー・マーケティングにおける透明性とは、メッセージが Red Hat からのものなのかパートナーからのものなのかを明確にすること、そして Red Hat とパートナーの関係を明確にすることです。両方のブランドの要素 (両方のカラーパレット、一方のブランドのテンプレートともう一方のブランドのフォントなど) を組み合わせたくなるかもしれませんが、残念ながら、それはブランディングの混乱を招き、お客様からの信頼を低下させます。また、パートナーシップの双方でデザインや承認に長い時間がかかる可能性もあります。それよりむしろ、常に各マーケティングアセットの主導ブランドを確立しましょう。
どちらのブランドが主導ブランドであるかの判別、それに応じたマーケティング資料の作成方法の決定に、このハンドブックをお役立てください。
Red Hat 主導のマーケティング
Red Hat が主導ブランドの場合、共同ブランドの資料は、Red Hat から提供されていることが明確にわかるようにする必要があります。他の Red Hat マーケティング資料と同様に、当社のフォント、テンプレート、カラーパレットを使用してください。Red Hat 主導の資料は常に、パートナーはなく Red Hat から提供されていることを明確にする必要があります。Red Hat が主導している場合、マーケティング資料の作成、パートナーからの承認の取得、および Red Hat のブランドを適切かつ正確に表現する責任は当社にあります。
共同ブランドロゴの使用
共同ブランドのマーケティングアセットが Red Hat 主導によるものである場合は、当社の共同ブランドロゴのガイドラインを使用してください。Red Hat ロゴを最初に配置し、パートナーのロゴは敬意をもって使用してください。パートナーがロゴの使用方法に関してガイドラインを制定している場合、当社はその内容を理解し、確実にそれに従う必要があります。
パートナーとのマーケティング
パートナーと共同ブランドのマーケティング資料を作成する場合、Red Hat の社員としての最優先事項は、Red Hat ブランドの完全性と、当社がお客様と築き上げてきた信頼を維持することです。アセットが Red Hat から提供されていることが、常にお客様に明確でなければなりません。
当社は、あらゆる規模や業界のパートナーとお客様のコラボレーションの触媒として機能することで、パートナーエコシステムを構築してきました。当社の共同ブランディング戦略は、当社の中立性を強調し、すべてのパートナーのブランドを当社のブランドと同等のものとして扱うことを保証することで、触媒としての当社の役割を支えています。
共同ブランドのロックアップでは、パートナーのロゴを 2 番目に表示してください。また、見出しやコピーでパートナーに言及することができます。パートナーのカラーリング、ブランド要素、または表現を Red Hat 主導の資料に取り入れないでください。
ほとんどの場合、マーケティングアセットのテンプレートとクリエイティブは、標準の Red Hat バージョンと共同ブランドバージョンで変わることはありません。両者の違いは、パートナーのロゴが追加されることと、コピーが共同のマーケティング戦略と目標を反映して変更されることだけです。
Red Hat のフォント、デザイン言語、メッセージを使用してください。
Red Hat のカラーパレットの色を使用してください。
共同ブランドを上部に配置した資料テンプレートを使用してください。
Red Hat ブランドの資料に使用するのと同じテンプレートを使用してください。
Red Hat が主導ブランドの場合は、パートナーのロゴを最初に配置したり、パートナーの共同ブランドのスタイルを使用したりしないでください。
パートナーのブランドを模倣したり複製したりしないでください。また、パートナーのブランドの要素と当社のブランドを混在させないでください。
パートナーのブランドカラーを使用したり、パートナーごとに資料を色分けしたりしないでください。
パートナーが、共同ブランドアセットの Red Hat のイメージが強すぎると懸念する場合は、当社ブランドの赤の代わりに、グレー、ライトブルー、ティールブルーなどの中間色をアクセントとして使用できます。パートナーのブランドカラーは使用しないでください。
標準的な Red Hat のイラストの例。
Red Hat の赤を使用しない Red Hat のイラストの例
完全な中立性を表すため無彩色を使用した Red Hat のイラストの例。
パートナーによっては、同社ブランドの他の資料との一貫性を高めるために、特定のアセットを独自のバージョンで作成することを好む場合があります。当社はそのアプローチに対応しています。パートナーが当社のブランドとロゴを適切に使用するためのリソースは、このガイドの「パートナー主導」のセクションで確認できます。
メッセージング
Red Hat が主導ブランドの場合、当社はビジュアル・ブランディングだけでなくメッセージングも主導します。他の Red Hat マーケティング資料と同様に、常に Red Hat の表現を使用し、Red Hat Style Guide に従い、完全な製品名を使用する必要があります。このガイドの「パートナー主導」のセクションでは、パートナーとメッセージングを開発する際に使用できるガイダンスとコピーテンプレートを確認できます。
また、共同ブランディング用の特定のキャンペーンやキットに対して提供されているガイドラインを参照して、共同ブランドの資料がそれらの大規模なキャンペーンやイニシアチブに適合することを必ず確認してください。
