DO322
Red Hat OpenShift Installation Lab
概要
コースの説明
クラウド、仮想、または物理インフラストラクチャに OpenShift をインストールする
Red Hat OpenShift Installation Lab (DO322) では、PoC から本番まで、さまざまな環境に OpenShift クラスタをインストールするための基本的なスキルと、基盤となるクラウド、仮想、または物理インフラストラクチャに応じて必要になる場合があるカスタマイズを特定する方法を習得します。
このコースは、Red Hat OpenShift Container Platform 4.6 に基づいています。
コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。
注:このコースは、3 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、お住まいの地域を選択して、右側のメニューの「詳細はこちら」をクリックしてください。
学習内容サマリー
- OpenShift クラスタのインフラストラクチャの前提条件を検証します。
- カスタム設定によって OpenShift インストーラーを実行します。
- OpenShift のインストールプロセスの各段階を説明および監視します。
- インストールの進行中、またはインストールの失敗後にトラブルシューティングの情報を収集します。
- 新たにインストールしたクラスタで、クラスタサービスの設定を完了します。
コース対象者
- 組織による需要の高まりに対応するための追加クラスタのデプロイメントに関心があるクラスタ管理者 (ジュニアシステム管理者、ジュニアクラウド管理者)。
- さまざまなワークロードのパフォーマンスおよび信頼性の要件を満たす OpenShift クラスタの計画と設計、およびこれらのインストールのワークブックの作成に関心があるクラスタエンジニア (シニアシステム管理者、シニアクラウド管理者、クラウドエンジニア)。
- 新しい設定、更新、カスタマイズ、運用手順、およびインシデントへの対応を検証するためのテストベッドクラスタのデプロイメントに関心のあるサイト信頼性エンジニア (SRE)。
推奨トレーニング
- このコースを受講する前に、OpenShift 4 で Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Administration - を取得するか、あるいは少なくとも Red Hat OpenShift Administration II: Operating a Production Kubernetes Cluster (DO280) を受講することを強くお勧めします。
- クラウドプロバイダーへの、ごく最小限で、すべてデフォルトの OpenShift のフルスタック自動化インストール以外のことを実行するには、OpenShift クラスタオペレーターの知識が必要であるため、「Kubernetes の同等の知識」はここでは該当しません。
- DO322 を受講する前に、Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) 認定または Red Hat Enterprise Linux システム管理と同等の知識を取得することも強くお勧めします。
テクノロジー上の留意事項
- DO322 では、ローカルの ILT (インストラクターが主導するトレーニング) クラスルームは提供されません。すべての様式で、クラウドベースのクラスルームへのアクセスが必要とされます。
- このコースでは、Red Hat トレーニングクラウドでプロビジョニングされたクラウドラボを使用します。
- インストーラーツールが正しく機能するためには、インターネットアクセスが必要です。
学習内容
学習内容
目次
- OpenShift のインストールプロセスを説明する
- フルスタック自動化および既存インフラストラクチャのインストール方法について説明し、比較します。
- クラウドプロバイダーに OpenShift をインストールする
- フルスタック自動化のインストール方法を使用して、一般的なカスタマイズを行い、IaaS (Infrastructure-as-a-Service) クラウドプロバイダーで OpenShift クラスタをプロビジョニングします。
- 仮想化環境に OpenShift をインストールする
- フルスタック自動化および既存インフラストラクチャのインストール方法を使用して、一般的なカスタマイズを行い、ハイパーバイザーで OpenShift クラスタをプロビジョニングします。
- インフラストラクチャ・プロバイダーなしで OpenShift のインストールを計画する
- 基盤となるインフラストラクチャと統合せずに OpenShift クラスタをプロビジョニングするための前提条件を設定します。
- インフラストラクチャ・プロバイダーなしで OpenShift をインストールする
- 基盤となるインフラストラクチャと統合せずに、 OpenShift クラスタをプロビジョニングします。
- インフラストラクチャ・プロバイダーなしで OpenShift のインストールを完了する
- 新たにプロビジョニングされた OpenShift クラスタでユーザーとアプリケーションをオンボーディングする前に必要とされる重要なタスクを実行します。
成果
組織にとっての効果
このコースは、コンテナ導入のプロセスを開始または拡大している組織の IT 運用チームをサポートします。インストール手順を適切に計画して実行することで、より安定し、安全で信頼性の高いプロダクション環境を確保できるようになります。
個人にとっての効果
このコースでは、仮想マシンと物理サーバーを使用して、クラウドプロバイダーとオンサイトデータセンターで OpenShift クラスタを計画およびプロビジョニングするために必要な、次のようなスキルを学びます。
- フルスタック自動化と既存インフラストラクチャのどちらのインストール方法を使用するかについて評価します。
- ターゲットのデプロイメントシナリオに合わせて、OpenShift のインストール設定をカスタマイズします。
- OpenShift のインストールプロセスをモニタリングして、問題を特定し、可能であれば修正します。
- インストール直後の OpenShift クラスタの正常性を評価し、ユーザーとアプリケーションをオンボーディングする前に、追加のタスクを実行する必要があるかについて評価します。
推奨される次の試験またはコース
スキルパスを構築する
このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。
自身の知識を検証する
無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。