DO274

Introduction to Event-Driven Ansible

概要

IT インフラストラクチャが送信するイベントによってトリガーされたときに自動化コードを実行するように、Event-Driven Ansible を作成、デプロイ、設定

コースの説明

  • Introduction to Event-Driven Ansible (DO274) は、監視システム、Webhook、Apache Kafka など、サポートされているイベントソースが送信するイベントによってトリガーされる自動化コードを実行するように Event-Driven Ansible (EDA) を作成、デプロイ、設定する方法を学習したいシステム管理者、DevOps エンジニア、およびその他の技術プロフェッショナルを対象としています。Ansible Rulebook を作成し、それを Event-Driven Ansible コントローラーで使用して、イベントに対応し、インフラストラクチャの問題を修正または解決します。IT インフラストラクチャで Event-Driven Ansible を使用する方法の例として、主なユースケースについて学びます。

  • このコースは Red Hat® Ansible Automation Platform 2.4 に基づいています。

学習内容サマリー

  • Event-Driven Ansible とは何か、なぜ重要なのかを説明し、そのアーキテクチャと主なユースケースおよびメリットについて説明する

  • さまざまなソースからのイベントに対応する基本的な Ansible Rulebook の読み取り、書き込み、テストを行う

  • Event-Driven Ansible コントローラーのインストールオプションとインストール方法を説明する

  • Event-Driven Ansible コントローラーが Ansible Rulebook で監視されるイベントに基づいてジョブテンプレートを起動できるように、新しいプロジェクト、自動化決定環境、automation controller との統合を設定する

  • Event-Driven Ansible を設定して使用し、プッシュ通知やプルリクエストなどの Git 運用により生成されるイベントに対応し、GitOps ワークフローの構築に使用できるようにする

  • ネットワークテレメトリーを使用してイベントに自動的に応答し、修復または設定変更を行うように Ansible を設定する

コース対象者

  • このコースは、インフラストラクチャまたはアプリケーションのイベントへの迅速な対応を担当し、自動化による問題の修復と解決に関心があるシステム管理者、DevOps エンジニア、ネットワーク管理者、およびその他の技術プロフェッショナルを対象としています。

推奨トレーニング

  • 無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに適切かどうかを確認してください

  • Red Hat Enterprise Linux のユーザーレベルの使用経験が必要です (シェルからのコマンド実行の経験が必須、RHCSA または RHCE レベルのスキルを推奨)

  • このコースの受講者は、コマンドライン Ansible、Visual Studio Code、Git に関する基本的な知識を持っている必要があります (Red Hat Ansible Automation Platform 2 および automation controller の使用経験を推奨)

テクノロジー上の留意事項

  • オンライン学習者または自習型学習者:

    • 実習やラボの実行にはインターネットアクセスが必要です

    • BYOD/BYDW はサポートされていません

  • クラスルームの学習者:

    • インターネット接続は不要です

    • BYOD/BYDW はサポートされていません

学習内容

学習内容

  • Event-Driven Ansible を使い始める

    • サポートされているさまざまなソースから送信されるイベントに基づいて Playbook を実行できる Ansible 自動化を作成する

  • Event-Driven Ansible コントローラーを使い始める

    • Event-Driven Ansible コントローラーを、イベントをリッスンして Ansible Rulebook をアクティブ化するルールエンジンを提供するサービスとして設定する

  • Event-Driven Ansible のユースケースの例

    • Event-Driven Ansible のユースケースの例を確認する

成果

組織にとっての効果

  • IT インフラストラクチャで検出されるアラートやイベントに基づいて自動化タスクを即座に実行することで、機能停止などのイベントに迅速に対応し、効率の向上とダウンタイムの削減を実現できます

個人にとっての効果

  • IT インフラストラクチャでイベントが発生したときに、人手による介入を必要とせず、自動的に実行できる Ansible 自動化コードを記述し、設定できるようになります

  • Event-Driven Ansible 自動化の一元管理により、開発者間のコラボレーションと調整を可能にし、実行されたアクションと自動化の実行結果を監視できるようになります

  • DevOps および GitOps のプラクティスと手順に統合できる自動化ワークフローを構築できるようになります

推奨される次のコースまたは試験

  • なし