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自動化
自動化に Red Hat を選ぶ理由
IT 運用チームには、より迅速な対応が求められるだけでなく、より複雑な IT 環境を管理し、新たな開発手法やテクノロジーを導入することが期待されています。
こうした新しい要求に応えるため、多くの組織はすでに一部の IT 運用を自動化しています。しかし、自動化を行っている領域は限定的かつ統合されていないほか、柔軟性が低いアドホックな (その場しのぎの) スクリプトや、特定のデバイスでしか使用できないプロプライエタリーなレガシーツールが使用されています。
このようなアプローチでは、特定の機能を高速化することは可能であるものの、多様なリソースをスケーリングすることはできず、自動化に関する専門知識を組織全体で共有することも困難です。
企業に求められているのは、自動化を簡単に作成できることだけでなく、プロジェクトやチームの壁を越えて、適切なガバナンスと制御を維持しつつ自動化を共有および再利用できるようにすることです。あるいは、すでに自動化を使用していて、それをスケーリングするための支援のみを必要としている組織もあるでしょう (このトピックについては、Red Hat Summit 2020 においてこのトラックの最終セッションで扱われました)。
環境の複雑さや IT モダナイゼーションの進行度に関係なく、組織規模の自動化手法を構築することにより、IT プロセスだけでなく、テクノロジー、チーム、そして組織そのものを自動化することができます。
適切な自動化ソリューションを導入すれば、新しいアプリケーションやサービスの迅速な導入、IT インフラストラクチャの効率的な管理、アプリケーション開発の生産性向上が可能になります。
自動化で改善が見込めるユースケースには、プロビジョニング、構成管理、パッチ適用、アプリケーションのオーケストレーション、セキュリティとコンプライアンスがあります。
Red Hat は、自動化が IT モダナイゼーションとデジタル・トランスフォーメーションの基礎となる戦略的な構成要素の 1 つであると考えています。Red Hat のソリューション、サービス、トレーニングは、ビジネスを自動化するために必要な制御力を提供し、イノベーションへの注力とビジネスの前進をサポートします。
自動化に取り組み始めたばかりでも新しい適用先への展開を計画しているところでも、Red Hat のソリューションはビジネス全体に自動化を浸透させる役に立ちます。
Red Hat の強み
Red Hat は 20 年以上にわたって信頼され続けているエンタープライズ・インフラストラクチャ・プロバイダーです。Red Hat のポートフォリオは、Red Hat のエンジニア、お客様、独立系のソフトウェアやハードウェアのベンダー、パートナーなど、多様なコミュニティによる広範なテストを経ています。
オープンソース・テクノロジーへの注力や独自の開発モデルとともに、Red Hat はアップストリーム・コードベースにコード提供や機能改良の点で貢献し、技術の進歩に寄与してきました。
コミュニティとのコラボレーションは、ただのコード開発にとどまりません。コラボレーションでは、自由に質問をしたり、改善策を提案したりすることができます。それこそが The Open Source Way (オープンソースウェイ) の姿です。
Red Hat の自動化ツール
Red Hat はオープンソース・コミュニティとともに、自動化テクノロジーに貢献してきました。ビジネスと IT が安定して安全に動作するよう、Red Hat のエンジニアが、機能、信頼性、およびセキュリティの向上を支援しています。
Red Hat® Ansible® Automation Platform には、Playbook、ビジュアル・ダッシュボード、分析機能など、企業全体での自動化の導入に必要なツールがすべて揃っています。
また、Red Hat Ansible Automation Platform は Forrester Research により 2020 年第 3 四半期の Forrester Wave™: Infrastructure Automation Platforms でリーダーに選出されています。
Ansible Automation Platform は IT 自動化のスケーリング、複雑なデプロイの管理、自動化の管理に役立ちます。ビジュアル・ダッシュボードやロールベースのアクセス制御などにより IT インフラストラクチャを一元的に制御し、運用の複雑さを低減できます。
Ansible Automation Platform はわかりやすい自動化言語をベースにしているので、複数のチームや担当者が協力しながら自動化コンテンツを共有、検証、管理できます。
Ansible Automation Platform の明確な構文とタスクベースの性質により、サーバーの構成と管理や、アプリケーションのデプロイといったタスクをオーケストレーションし、必要なときに適切な順序で確実に実行することができます。
Ansible Content Collections
Ansible Content Collections では事前定義されたロールとモジュールが提供され、これらを利用して Ansible Automation Platform を迅速に導入して使い始めることができます。
事前パッケージされたコンテンツはコンテンツドメイン別に分類され、パートナーネットワークによる認証済みモジュールに支えられています。これらのモジュールはすべて、ユーザーによるロールやモジュールの事前設定作業が可能な限り少なく済むようになっています。
Automation Analytics
Automation Analytics はサブスクリプションに付属する SaaS 形式の機能で、Ansible Automation Platform を実行するさまざまなチームの使用、アップタイム、実行のパターンを運用チームが分析できます。
データを集約して、自動化デプロイメントのステータスレポートを生成することも可能です。
Ansible Automation Hub
Ansible Automation Hub は、Red Hat がサポートする Ansible コンテンツや Ansible 認定パートナーのコンテンツを見つけたり理解を深めたりできる公式ポータルです。
ここでは、Ansible Automation Platform をすぐに使い始めるためのヒントを得る、Ansible 認定パートナーが作成した事前構成済みコンテンツを探す、コンテンツを他のユーザーとすばやく共有する、などを行うことができます。
IT の自動化に必要なツール
Red Hat Ansible Automation Platform は、大規模な IT 自動化を構築するためのシンプルなエージェントレス・プラットフォームです。ビジュアル・ダッシュボードやロールベースのアクセス制御などにより IT インフラストラクチャを一元的に制御できます。
Red Hat® Insights で予測分析を使用して、Red Hat 環境で問題や予定外のダウンタイムが発生するのを防ぎ、セキュリティ、パフォーマンス、可用性、安定性への脅威をプロアクティブに特定し、修復します。